SIer協会が事業報告会を開く

説明をする久保田会長
説明をする久保田会長
 FA・ロボットシステムリンテグレータ協会[以下SIer協会](会長=久保田和雄 三明機工社長)が、4月19日、機械振興会館(東京都港区)で事業報告会を開いた。

 この中で久保田会長は、「少子高齢化が急速に進むわが国において、ものづくり強国としての地位を引き続き維持するために、自動化、ロボット化の推進を担う団体として、昨年の7月の13日に144社で当協会が設置された。その後も、多くの企業のご賛同を得て、本日の時点で207社の企業にご入会いただいている。」とロボットシステムインテグレータへの期待が高いことを示した。

 また同協会は、設立時に、①SIerを中心としたFA・ロボット業界のネットワークの構築、②SIer事業基盤の強化、③システムインテグレーションに関する専門性の高度化を中心とする――として活動しているが、昨年度については、「ネットワークの構築では、SIer’sデーの開催、会員企業のハンドブックの作成、会員間の協業依頼システムの作成などを行った。また、事業基盤の強化としてSIer保険を開始した。専門性の高度化については、ロボットシステムインテグレータの基礎講座などを行った。IT、AI、IoTの進化型ロボット等に関しての展示会への出展をした。」と説明した。

 今年度については引き続き、「ネットワークの構築、事業基盤の強化、専門性の高度化を基本として認知向上に注力する。」と述べた。

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