ジェイテクトが徳島大学と連携協定を締結 ~既存事業に留まらない新産業創出と振興を目指す~

190704ジェイテクト写真左:ジェイテクト 宮﨑専務 右:徳島大学 野地学長 ジェイテクト(社長=安形哲夫氏)は、このほど徳島大学と包括連携協定を締結したと発表した。ジェイテクトが持つ既存事業での共同研究を行うことのみならず、新領域分野での研究開発・事業化を加速するため横断的産学共同研究事業を立ち上げていく。今回の連携を通じて研究分野での交流を推進し、SDGs(持続可能な開発目標)の貢献に向け、既存事業に留まらない新産業創出と進行を目指していく。

 ジェイテクトの前身企業である光洋精工の創業者、池田善一郎氏が四国出身ということもあり、1963年、徳島県に工場を設立している。徳島県内にはグループ会社である光洋シーリングテクノの工場もあり、古くから所縁のある地域だ。一方、徳島大学は2016年に生物資源産業学部を、2018年には産業院を新設し、新たな産業の創出に資する人材の育成を目指している。

 ジェイテクトは既存事業に捉われない新領域分野の開拓を目指すFFR部(Future &Frontier Research 部)を立ち上げており、新領域分野の研究開発および事業化を目指している。2018年からは徳島大学理工学部、生物資源産業学部および産業院とジェイテクト研究開発本部とで、AI関連、畜産関連などの共同研究を推進している。この取り組みを一層強化し、多くの成果実現と新たな研究テーマの創出を目指して、今回、包括連携協定を締結した。

 連携内容は以下の通り。

(1)新領域分野での「横断的産学共同研究事業JTRP(JTEKT&Tokushimauniv.Research Project)」の創設。
(2)徳島県内の様々な施設などを活用した農工、理工、ライフサイエンスに関する共同研究の推進。
(3)社会(地域)へ貢献する新産業の創出と研究成果の還元。
(4)イノベーションにチャレンジする人材の育成と交流。

 今後の展望について、ジェイテクトと徳島大学は、以下の項目を段階的に推進し、成果につなげることを目指していく。

(1)JTRPの創設・運用から、SDGsへの対応など、新領域分野のテーマ創出・共同研究を推進。
(2)学生のプロジェクト参画や起業化の促進など、人材教育・交流
(3)共同研究の成果から新産業の創出、社会(地域)への貢献