「足元を見据え国内の売り上げ増加を図っていく」 NaITO

あいさつする鈴木社長
あいさつする鈴木社長
NaITO(社長=鈴木 斉氏)が1月6日、東京・目黒雅叙園で新春賀詞交歓会を開催した。

冒頭、鈴木社長が、「今年も304名の方にご出席いただき感謝いたします。昨年は、あまりにも様々なことがありすぎてあっという間に1年が過ぎました。早く2011年が過ぎて2012年を迎えたいという思いが強くありました。NaITOは、昨年27日に第3四半期の発表をしました。2月が本決算ですが、当初計画しておりました売上で360億、経常で5億という当初の数字はクリアできると思います。社長として反省しておりますのは計画が低かったかな、ということです。もう少し高い数字でも社員はクリアしてくれただろうと思うと慎重な性格が出てしまった私の悪い癖が出てしまったと反省しております。2012年度は360億の一割五分はアップしたいと思っています。われわれはこの業界の中で、力強く元気にモノを売るという力を発揮させたいと思います。海外は東南アジアを中心に展開しますが、われわれの足元の基盤は国内です。謙虚に国内の商売を見直し、国内の売り上げ増加を図っていきたい」と新年のあいさつを述べた。

続いて上原好人タンガロイ社長があいさつ及び乾杯の発声を行った。この中で上原社長は、「鈴木社長は2004年にNaITOの社長にご就任されました。改革に努められ、大変大きな業績をあげられました。私が最初に鈴木社長にお会いしましたのは、2004年のタンガロイの代理店総会の席上だったと記憶しております。鈴木社長は岡谷鋼機時代にトヨタ自動車を担当されておりました。私もトヨタさんに長い間、お世話になりましたので話が非常に盛り上がりました。鈴木社長は機械工具にかかわるメーカーと商社との関係が少し変わっていくだろうということを敏感に感じ取られ、これに沿ってNaITOの舵取りをされてきたと感じております。われわれとしましても、新しい時代に向けた取り組みが必要であると痛感している次第です」と述べた。



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