「第66回切削・研削研究会」を開催 大田区産業振興協会

大田区産業振興協会が主催している「第66回切削・研削研究会」が、1月26日(木)大田区産業プラザで開催された。今回のテーマは「切削加工における切削油の役割について」。講演者は日興キャスティ―営業部の平野勇一氏。アドバイザーは横浜国立大学教授高木純一郎氏。

難削材とされているチタンは熱伝導率が低く刃先が高温となり、工具とチタンとの熱化学的な反応が活発になるため摩耗が加速する。しかも、刃先に加わる切削力の変動も大きいため、欠損する場合もある。このような問題点を踏まえ、潤滑・冷却・消泡性の高い製品の選定を行うことが、能率よい加工に繋がることになる。今回は寸法精度や仕上げ面、工具寿命の延長などに効果を発揮する切削油の選定方法や管理方法、難削材加工に適した切削油について詳しく説明した。

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