賀詞会シーズンと経営者の背筋

新年が明けて早11日。
ただいま、新年賀詞交歓会シーズン真っ盛りです。

今年は昨年に比べ、若干皆さまの顔色も良いように感じ、回復の兆しを感じ取っています。
―――ということで、憎たらしいのは円高です。この円高さえなければ、もっと儲かっているのに・・・と奥歯をギリリと噛みたくなる今日この頃。

ところで、私はいつもこのシーズンになると感じることがあります。

それは経営者の背筋がピンとしていることです。日本経済を牽引している企業の経営者に背中を丸めている方は1人もいない。
背筋がまっすぐな方は実際より大きく見え、若々しく見えます。顔がまっすぐなので、目力もあります。要するに威厳が漂っているのです。

馬券売り場を背にして背中を丸め駅に向かっていく人とは明らかに違う。
しょぼしょぼと下を向いて歩いている姿を見ると、「あの人、きっと勝負に負けたんだ」と勝手に想像して指をさしたくなるのですが、馬券売り場付近で背筋をピンとして歩いている方をみると、なんとなく、「儲けたな」と感じる。

背筋というのはその人を表す大切な要素なのかもしれません。
私もしょぼしょぼと歩く癖を直そうと思います。