ゼネテックがMastercamベースの産業用ロボットオフラインティーチングシステム「Robotmaster」の新版で対応機種を大幅拡充

ゼネテックはこのほど3次元CAD/CAMシステム「Mastercam」上で動作する産業用ロボットオフラインティーチングシステム「Robotmaster」において、「同V6.1 MU1」より新たに川崎重工業製ロボットのサポートを開始した。

「Robotmaster」とは、Mastercamの多彩なツールパス作成機能を利用し、各種産業用ロボットの動作プログラムを作成するMastercamベースの次世代型オフラインティーチングシステム。初心者でも扱える直感的な操作性により、ロボットの動作プログラムの出力はもちろんのこと、ティーチングペンダントによるオンラインティーチングでは困難なワークや周辺構造物との干渉やリミットオーバーの検出・修正もすべてRobotmaster上で簡単に行うことができる。さらにCAD/CAMをベースとしたオフラインティーチングシステムのため、一度製作した動作プログラムの臨機応変な変更や再利用も容易に行うことができ、継続的な工程改善に取り組めるといった効果も期待できる。

Robotmasterはミーリングや溶接、研磨、ウォータージェット、バリ取り、塗装など用途を選ばず様々な加工に利用できる点を強みとしており、すでに対応実績のあるロボットメーカーとして、国内では安川電機(MOTOMAN)、ファナック、デンソーウェーブ、三菱電機、大エン、海外ではKUKA、ABB、STAUBLIなど多くの企業が挙げられる。

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