OSG定時株主総会開催される

オーエスジーは、2月19日(土)10時からグローバルテクノロジーセンターにおいて定時株主総会が開催された。
議長の大沢会長から、第98期の事業報告等の説明があり、続いて剰余金の処分、取締役選任、役員賞与支給の件が上程され、それぞれ承認可決された。

また、株主総会終了後から株主懇談会が開催され、中期経営計画、海外戦略等のプレゼンテ―ションが行われた。
当期の業績は、連結で、売上高695億1千3百万円(前期比30.4%増)、営業利益は75億2千4百万円(前期比は27億3千5百万円の損失)、経常利益は66億9千9百万円(前期は27億3百万円の損失)当期純利益は37億7千2百万円(前期は37億6千9百万円の損失)となり、前期の損失を払拭した。

2011年11月期の見通しとして、売上高750億円(7.9%増)、営業利益100億円(32.9%増)、経常利益92億円(37.3%増)、純利益52億円(37.8%増)を見込んでいる。

今後の課題として、世界トップの切削工具メーカーをめざし、次の3つの課題に取り組む。
1.主要ユーザーを自動車・金型・航空機産業に加え、エネルギー、建機、IT部品、塑
性加工、精密加工、医療分野へと拡大し、成長分野での顧客開拓を推進する。
2.成長市場であるアジアを重点地域と位置づけ、現地で製品開発から生産、営業、アフターサービスまでを一貫して行う体制を整え、受注力の拡大を図る。
3.成長製品である超硬工具の開発に注力し、既存のソリッド工具に加え、インデキサブル工具(刃先交換式工具)等の新たな製品を市場投入するため、製品ラインを拡充し、顧客対応力を強化する。

「第0回OSGにおいでん」GTCを一般開放

2月19日午後2時より、同社の技術開発センターである「グローバルテクノロジーセンター」を一般開放した。今回初の試験的な試みとして0回目とした同社だが、グループ各社社員をはじめとするその家族、近隣住民など多くが訪れ盛況であった。この一般開放で、会社や製品を紹介するプレゼンや製品の加工実演等行い、子供からお年寄りまで幅広い年齢層がオーエスジーへの理解を深めた。

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