画像処理検査システム

高品質で安定的な製品をつくるための重要な役目を担うひとつに、画像処理検査がありますね。画像処理検査に求められるのは、高速で正確な測定や検査、そして24時間安全に稼動しなければなりません。

10月に開催されたメカトロテックジャパンの中で、機械工具商社のNaITOブースに展示されていた画像検査システムが、面白かったのでご紹介しようと思います。

この展示では、ミニカー(自動車)を走らせて、一瞬にして、車種の検査、長さ、色検査、IDの読み取り、車体にあったキズや異物の検出を行うデモを行っていました。クルクルスピーディーに走る車に、幼少の頃、オモチャを買ってもらえなかった反動もあってか、一瞬にして見入ってしまいました。

説明をきくと、「人の目」に頼るバラツキが目視検査のネックになるそう。

それを解決するための画像処理システムがエアロの「SPIA(スピア)」ってわけね!

高解像度カメラ、照明、レンズ、PC端末を顧客の要求する検査内容と環境に合わせて汲み上げる完全カスタマイズによるシステムなんですって。

確かに人間の目って完全じゃないし、夕方になると疲れてきてポカミスに繋がる場合だってあるわよね。おまけに、都合の悪いものは見ないようにできているのが、人の目というもの・・・あ、それは私だけかしら。

失礼いたしましたっ!

さて、ジョーダンはさておき、「SPIA」は、人の目では不可能だった高精度な検査や24時間安定稼働、検査記録のトレーサビリティにより、高い水位順の品質検査を実現すると同時に、品質検査における大幅なコストダウンを行うことができるシステムでした。