ヤマザキマザックが拡張性に優れた省フロアスペース多段パレットストッカシステム「MPP 500」をリリース!

機械本体との接続例
機械本体との接続例
 ヤマザキマザック(社長=山崎智久氏)は、拡張性に 優れた省フロアスペース多段パレットストッカシステム「MPP 500」(Multi Pallet Pool 500)をこのほど発表した。このマシンは、11月17日から東京ビッグサイトで開催のJIMTOF2016に出展する。

 「MPP 500」は、世界中で高まる自動化の要求に応えた省フロアスペースでコンパクトな多段パレットストッカシステム。既存の同社自動化システム(モジュラーテックシステム)に比べ更に省フロアスペースを希望されるユーザーに最適なシステムで、例えば12PC(パレットチェンジャ)で比較した場合、フロアスペースを約50%削減している。さらに、最初に6PCを導入後、生産量の増加に合わせて18PCまで顧客の工場で段階的な拡張が可能である。

 システムを管理するソフトウェアは、これまでに2,500セット以上の納入実績を誇る同社モジュラテックシステムの自動運転・管理ソフトウェアをベースにさらに進化させた「Smooth MPP」を採用、抜群の操作性と生産性向上を実現する。またネットワークに接続すれば、事務所のパソコンやタブレット、スマートフォンでも稼働状況を閲覧することができ、顧客の生産管理をサポートする。

特長

(1)導入後も生産量の増加に合わせて拡張可能
MPPシステムを導入後でも、生産量の増加に合わせて6PC→12PC→18PCまで拡張が可能。

(2)既存自動化システムに比べ、さらにコンパクトで省フロアスペース
例えば12PC(パレットチェンジャ)で比較した場合、既存の自動化システム(モジュラテックシステム)に比べフロアスペースを約50%削減。

(3)最大搬送重量500kg(パレット含む)、最大ワークサイズφ600mm ×H425mm

(4)多品種少量生産に対応した管理ソフトウェア 「Smooth MPP」
「Smooth MPP」はMPP500の自動運転・管理を行うソフトウェア。MAZATROL SmoothXでの運転データの作成、スケジュール進捗や運転状況を確認でき、タッチパネルにより直感的な操作が可能。各種実績データを多彩なグラフで表示し、システム管理者の稼動解析をより簡単にする。また、ネットワークに接続すれば、事務所のPCやタブレット、スマートファンでも稼働状況を観覧することができる。

 販売価格は6PC Y15,900,000(税別)~18PC¥27,832,000(税別)
 同社では年間80台の販売を見込んでいる。

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