故大澤輝秀オーエスジー会長のお別れ会が開かれる

 オーエスジー代表取締役会長 故大澤輝秀氏のお別れの会が、去る11月1日、同社アカデミーゲストハウス(愛知県豊川市一宮町)でしめやかに行われた。
 
 お別れの会には政界、経済界、取引先など各方面から多くの方々が参列した。参会者多数のため、午前に行政・商工会関係者および一般参集者、午後は得意先・取引先と二つに分かれて執り行われた。

 故人は、24歳になる1962年から約2年間、工具輸出を勉強するためイギリスに留学。この留学で身をもって体験したことが海外に目を開ける大きなきっかけとなった。帰国後、27歳(1965年)のとき、大学時代に知り合った淑子さんと結婚をした。その後も海外の市場調査で世界行脚を決行。世界最大の市場はアメリカであることを目のあたりにし、1968年に現地法人を設立。その後、父である故大澤秀雄氏の意志を引き継ぎ、「第2の創業者」として世界市場を視野に入れた営業体制の構築に力を注いだ。この結果、アメリカ、ヨーロッパ、中国、南アジア、日本の5極を軸とする地球規模ネットワークを構築し、世界戦略「出稼ぎ地球会社」としての強固な基盤を築いた。一方、新技術・開発商品を世界中にアピールするため、75周年事業の一環として「ゲストハウス」を建設した。故人の「有言実行」に基づくご功績は枚挙にいとまがないが、同社の好業績がすべてを物語っている。

 故大澤輝秀氏の会社はじめ業界、地域社会等々における数々の功績を偲びつつ最後のお別れとなった。

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