【注目の研修】三菱マテリアル「切削アカデミー2017」が今年も開催!

 三菱マテリアル 加工事業カンパニー(カンパニープレジデント=鶴巻二三男氏)は、切削工具ユーザーにむけて、技術者育成を目的とした切削工具メーカーならではの体系的な研修を開催している。

 昨年開催された“切削アカデミー2016”は初心者から熟練技術者延べ200名以上に受講され、高い評価を博した。切削加工の実務経験がある人も受講された後に、「切削の全体像が見え工具選定や条件設定の幅が広がった」、「課題解決のヒントを得られ有意義な時間になった」などの声が多数上がった。

 同社では、「切削加工に関する全般的な知識を深め、さらなる切削加工マスターを目指す方にはご注目いただきたい研修です」と、参加を呼びかけている。

 2017年度より、埼玉県にある加工技術センターと岐阜県に開設される中部テクニカルセンターの2施設で、初心者・基礎・応用およびトラブルシューティングの一般コースと、難削材加工や切削抵抗解析などの専門コースといった、切削加工の技術者の悩みに応える多彩なコースを実施する。

コースおよび開催日程

*( )内は場所を示す。加技C=加工技術センター、中部TC=中部テクニカルセンター。                      

●初心者コース(1日)
切削加工の種類、切削工具の呼称など、切削加工職場で使われる言葉を学ぶ。
・5月19日(加技C)
・5月26日(加技C)

●基礎コース(2日)
切削加工の種類、被削材と切削工具の基礎知識を学び、切削条件の計算式を習得する。
・4月13、14日(加技C)
・7月20、21日(中部TC)
・8月24、25日(加技C)

●応用ターニングコース(1日)
旋削加工の詳しい知識や工具選定について学ぶ。切削作業職場で適切に工具が使用されているか判断する能力、一般的な工具損傷の基礎知識とその対策を身に付ける。
・4月21日(加技C)
・9月8日(中部TC)

●応用ミーリング・ドリリングコース(2日)
転削加工の詳しい知識を体系的に学ぶ。切削作業職場で適切に工具が使用されているか判断する能力、一般的な工具損傷の基礎知識とその対策を身に付ける。
・6月8、9日(加技C)

●ターニング トラブルシューティングコース(1日)
旋削加工のトラブルシューティングを集中して学ぶ。
・6月16日(加技C)

●ミーリング トラブルシューティングコース(1日)
転削加工のトラブルシューティングを集中して学ぶ。
・7月28日(加技C)

●ドリリング トラブルシューティングコース(1日)
穴あけ加工のトラブルシューティングを集中して学ぶ。
・9月22日(加技C)

●難削材加工コース(1日)
難削材加工の基本的な考え方と、実用的な加工を学ぶ。
・8月4日(加技C)

●切削抵抗解析コース(1日)
切削抵抗測定と測定結果の理解、不安定切削の状態を学ぶ。
・9月29日(加技C)

受講対象者:切削加工の実務者、生産技術者
受講料:コースごとに設定
申し込み方法:▼下記のWEBサイトより申し込むこと▼
http://carbide.mmc.co.jp/solution/purpose/education/training/academy

■加工技術センター 埼玉県さいたま市大宮区北袋町1丁目297番地
■中部テクニカルセンター 岐阜県安八郡神戸町横井1528-1(岐阜製作所内)

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