アマダホールディングスが欧州製造拠点シャルルビル=メジエール工場(仏)をリニューアルオープン~欧州全域への販売供給体制を強化~

 アマダホールディングス(社長=磯部 任氏)は2017年6月2日(金)に、欧州統括会社である現地法人AMADA EUROPE S.A.(以下アマダヨーロッパ)のシャルルビル=メジエール(以下CHV)工場の拡張および新機能である欧州SCMセンターを竣工し、リニューアルオープンした。


オープン式典の様子
オープン式典の様子
 オープン当日には、駐仏日本国特命全権大使ならびに地元シャルルビル=メジエール市長、フランスの政府関係者をはじめ、同社岡本満夫会長兼CEOも参加し、ヨーロッパ各地より顧客を招待してグランドオープン式典を行った。

 CHV 工場は、1986 年からアマダの工場として、同じくフランスにあるシャトー・ドュ・ロワール(以下CDL)工場とともに、CO2 レーザマシン、パンチングマシンなどの板金加工機械の欧州製造を担っている。5 年前からCHV 工場、CDL 工場(一部完成済み)ともに生産能力の拡大を計画し、設備投資を開始した。今回リニューアルオープンしたCHV 工場では、工場拡張に加え、最新の生産設備へ更新した。オープン後の工場生産能力は、5 年前と比べ約3 倍となり、ファイバーレーザマシンを中心に生産を拡大していく。また、現地生産の比率を上げることにより、納期改善も図っていく。

岡本会長兼CEO
岡本会長兼CEO
 アマダヨーロッパでは、2015 年から、欧州全体のサプライチェーンマネージメント(以下欧州SCM)の展開をスタートさせ、生産から供給、そして在庫の一括管理を開始している。今回、CHV 工場内に完成した欧州SCM センターの稼働により、在庫管理の強化を図るとともに、欧州各地域の顧客へ直接工場から出荷できる体制を構築していく。

 同社では、「今回のCHV 工場リニューアルオープンにより、欧州全域への供給体制を強化し、さらなるシェア拡大を目指し、お客さまのモノづくり、ひいては欧州製造業のさらなる発展に貢献してまいります」としている。

■ シャルルビル=メジエール工場 概要
所 在 地: Z.I. Mohon 24 rue Camille Didier 08013 Charleville-Mezieres, France
敷地面積: 101,000 m2
工場棟面積: 22,839 m2
(今回の投資拡張新工場6,821 m2:SCM センター、製造拡張など)
事務棟面積: 1,785 m2
投資総額 : 20,000,000 EUR
従業員数 : 97 名

CHV工場内
CHV工場内

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