ロボット統計受注・生産・出荷実績(2017年4~6月期)

 ロボット工業会がまとめた2017年4~6月期のロボット統計受注・生産・出荷実績は次のとおり。

受注
 受注台数は、対前年同期⽐+48.7%の56795 台となり、7四半期連続でプラス成⻑。また、四半期ベースで過去最⾼値を更新した。
 受注額は、同+41.5%の2,049 億円と4四半期連続でプラス成⻑となり、初めて2,000億円台になるとともに前期を超え過去最高値となった。

生産
 ⽣産台数は、対前年同期⽐+49.9%の55,472 台となり、16四半期連続でプラス成⻑。また、前期を更新して過去最⾼値となった。
 ⽣産額では、同+33.9%の1,733億円となり、4四半期連続でプラス成⻑。また、2007(平成19)年7~9月期依頼となる、39四半期ぶりに過去最高となった。

 昨年2016 年(会員+⾮会員)の年間⽣産額(出荷額)は、引き続き国内での需要増に加え、⽶国での更なる景気拡⼤と製造業回帰による堅調な伸び、中国での減速経済の中にあっても⾼い⾃動化投資意欲、さらに欧⽶におけるインダストリー4.0 などIoT を通じた産業⽤ロボットへの関⼼の⾼まりなどがあり、対前年⽐3.3%増の7,034 億円となった。
 また、2017年は、対前年⽐7%増の7,500 億円と過去最⾼値を目標に見据えている。国内の人手不足の解消の一翼として、また中国向け需要の拡大からロボット需要は益々⾼まると⾒られる。

出荷
 国内は引き続き堅調で、自動車産業向けの下支えだけでなく、今年は電気機械産業向けも伸長している。海外市場は、特に中国では製品の安定供給や生産システムの効率化にロボット導入が不可欠であることから需要は増加している。

 総出荷台数は、対前年同期⽐+51.1%の55,140台と、16四半期連続のプラス成⻑となった。また、前期をさらに更新して過去最⾼値となった。
 総出荷額では、同+33.2%の1,765億円となり、4四半期連続でプラス成⻑となった。
 また、2007(平成19)年7~9月期以来となる、39四半期ぶりに過去最高値となった。
 国内出荷台数は、同+12.9%の8,613台と2四半期ぶりプラスとなった。
 国内出荷額は同+15.4%の408億円となり、15四半期連続のプラス成長となった。
 輸出台数は、同+61.3%の46,527台となり、16四半期連続でプラス成⻑になるとともに、前期を超えて過去最⾼値となった。
 輸出額では、同+39.7%の1,357 億円となり、3四半期連続でプラス成長となり、前期を更新し過去最高値となった。

国内出荷内訳
 ⾃動⾞産業向けは、対前年同期⽐△2.2%の2,636台となり、2四半期連続マイナス成長となった。出荷額は、同+5.1%の119億円となり、2四半期ぶりにプラスに転じた。
 電気機械産業向けは、対前年同期⽐で、+26.4%の2,810台となり、出荷額は、同+36.2%の140億円で、ともに2四半期連続でプラス成長となった。電子部品実装用や一般組立、半導体⽤(ウェハ搬送)が伸びている。

輸出内訳
 溶接⽤は、対前年同期⽐で+23.0%の10,388台、出荷額は、同+20.0%の251億円となり、ともに2四半期連続でプラス成長となった。米国向けが伸び悩む中、中国や欧米向けが好調であった。
 電⼦部品実装⽤は、同+50.9%の3,354台となり、4四半期連続でプラス成長となった。出荷額は、同+41.7%の505億円となり、3四半期連続でプラス成長となった。中国向けの需要拡大が増加要因であるが、これは来期もプラス成長になると見込まれる。