DMG MORIが業界初テーブル一体型バイス ビルトインバイスの販売を開始

170730DMG森精機1ビルトインバイス実物イメージ DMG MORIがこのほど業界初テーブル一体型バイス ビルトインバイスの販売を開始した。

 この製品は、6月20日(火)~24日(土)の5日間、弊社伊賀事業所にて開催されたIGA INNOVATION DAYS 2017で受注を開始して以来、早くも高い評価を得ている。
ビルトインバイスとは「マシンバイス」と「サブテーブル」の合体により加工空間を最大限に活かすことに注力した汎用治具システム。機械内スペースを最大限活用したいという思いから、2016年11月よりナベヤに協力を依頼して開発をしてきた。従来の、テーブルの上にバイスという考え方から、テーブル自体にバイスを組込むという新しい発想で、Z軸方向に1.6倍、体積で2.7倍の加工範囲拡大し、下に沈み込ませるようなワークの固定方法により、重切削における安全性や精度向上を実現した。

 170730DMG森精機2130vビルトインバイス搭載イメージまた、重量が従来の1/8以下である10kgにまで削減され、オペレータにも優しい設計となっており、段取りの際の取り扱いも容易になった。バイス部は可動部と固定部の分離、テーブル部は直交するT溝で構成され、軽・中切削加工でできる角物、板物ワークを対象としている。各種オプション部品を活用することにより、より変種変量生産の高効率化にも貢献する。

●標準仕様
 ①ワークの締付がバイス感覚でできる。(専用ハンドル付)
 ②ワークの浮上りにくい機構を採用している。
 ③部品位置を替えることによりワーク固定はX方向とY方向の使い分けができる。
 ④従来のバイス同様の多連仕様ができる。(長尺品対応)

●かさ上げ仕様
 オプション部品の活用で対象ワークの守備範囲が広がる。
 ①ワークのかさ上げ(50mm)ができる。
 ②各種口金で薄物、異形状のワークにも対応可能。
 ③上(Z方向)からの押さえも可能になる。
 ④薄物ワークの穴あけ負荷に対する対応も万全。

 販売は年間100セットを予定している。
 定価は税抜き640,000円(標準セット)