7月分産業機械受注状況および輸出契約状況 

産業機械工業会がこのほどまとめた平成23年7月分の産業機械受注状況および輸出契約状況は以下のとおり。

7月の受注は3263億1200万円、前年同月比100.9%となった。

・内需
内需は2036億3000万円、前年同月比100.8%となった。
内需のうち、製造業向けは前年同月比115.1%、非製造業向けは同92.3%、官公需向けは同88.2%、代理店向けは同99.5%であった。
増加した機種は、鉱山機械(122.2%)、化学機械(112.0%)、タンク(128.6%)、ポンプ(108.4%)、圧縮機(108.4%)、運搬機械(112.8%)、の6機種であり、減少した機種は、ボイラ・原動機(95.6%)、プラスチック加工機械(82.4%)、送風機(85.8%)、変速機(97.7%)、金属加工機械(74.6%)、その他機械(87.0%)の6機種であった(括弧の数字は前年同月比)。

・外需
外需は、1226億8200万円、前年同月比101.2%となった。
プラントは4件、157億7400万円、(前年同月比は前年同月に案件がなかったため比率を計上できず)。
増加した機種は、ボイラ・原動機(136.5%)、化学機械(302.2%)、圧縮機(195.6%)、送風機(195.6%)、運搬機械(102.7%)、変速機(106.2%)の6機種であり、減少した機種は、鉱山機械(14.6%)、タンク(27.7%)、プラスチック加工機械(93.8%)、ポンプ(87.9%)、金属加工機械(7.6%)、その他機械(84.4%)、6機種であった(括弧の数字は前年同月比)。

●7月分産業機械輸出契約状況は以下のとおり。
6月の主要約70社の輸出契約高は、1147億3900万円、前年同月比103.8%となった。
プラントは4件、157億7400万円となった。(前年同月比は、前年同月に案件がなかったため比率を計上できず)。
単体は989億6500万円、前年同月比89.6%となった。
地域別構成比は、アジア63.4%、北アメリカ12.0%、オセアニア9.6%、ヨーロッパ7.1%、南アメリカ2.6%、中東2.4%となっている。

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