DMG森精機が先端技術研究センターの施設を開所

先端技術センター内部
先端技術センター内部
 DMG森精機(社長=森雅彦氏)が本年1月に内に設立した先端技術研究センターの施設が完成し、7月24日に開所した。

 同社では、「IoT、インダストリー4.0、人工知能ロボット、COP22による脱炭素、電気自動車(EV)、自動運転、フィンテック(ブロックチェーン)、シェアーエコノミーと、“既に起きている未来”は、2020年以降の世界では社会や産業に当たり前のように、広く実装され、デジタル革命は新たなステージに到達することが予想される。研究センターは、上記の変革を主導する人材を集積し、DMG MORIがその時代に求められる顧客価値と社会的価値を創成し、顧客に提供する人材の育成の場として設立した。この研究センターは、“企業内大学院”の創設も意味している」としており、研究センターでは、機械学習のプログラミング、IoT、ネットワーク、クラウド、英語TOEIC900点のすべてが頭に入っている人間を育成する。個別の専門家を集めたチームとは次元が違う技術陣を創るのが狙い。

研究生の様子
研究生の様子
 
 研究センターのセンター長には、(元)東京大学工学系研究科・技術経営戦略学専攻教授の松島 克守 東京大学名誉教授が就任し、東京大学・大学院の教育水準の研究指導で先端技術の分野に卓越した高度専門技術社員を育成する。



 <先端技術研究センター概要>
所在地 : 東京都江東区潮見2-3-23 (DMG森精機 東京グローバルヘッドクォータ内)
設立 : 2017年1月1日
センター長 : 松島 克守 (東京大学名誉教授)
研究員 : 社内6名 (今後人材獲得により増強する)
技術アドバイザー :蒲地 輝尚 氏 (元NEC,ソニー株式会社)
連携研究機関   :東京大学工学系研究科 システム創成学専攻 白山晋研究室

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