牧野フライス製作所が名古屋支店で新製品発表会を開催 ~セミナーも充実~

注目が集まった「V80S」
注目が集まった「V80S」
 
 牧野フライス製作所(社長=井上真一氏)が、8月24日~25日の2日間、名古屋支店(名古屋市守山区花咲台2-301)で新製品発表会を開き、多くの来場者が足を運んだ。

 5軸制御立形マシニングセンタ「V80S」、型彫放電加工機「EDNC17」の新製品が展示され、併せてセミナーも開催された。

金型に関しては確固たる意志をもって取り組む!

「金型業界に貢献する」と力強く話す髙山取締役
「金型業界に貢献する」と力強く話す髙山取締役
 名古屋支店は、古屋市名東区内にあった名古屋支店を本年、同市守山区内のテクノヒル名古屋内に移転し、同建物内にテクニカルセンタも新設している。主力の金型分野に軸足を置き、自動車部品の量産ラインを含む自動車分野への販売の強化が狙い。技術サポートおよび販売・アフターサービス体制を拡充し、新技術・新製品の提案拠点となっている。

 この建物が出来て全国的なイベントは初めて。同社の取締役営業本部本部長の髙山幸久氏は、今回のイベントについて、「今までは地方は地方、で開催しておりましたが、自動車関係に力を発揮する新製品の立形5軸の『V80S』は、この地区が1番メインになると言うことで改めて機械を持ってきました。加えて大型の放電加工機『EDNC17』、それに使用するグラファイトの電極加工仕様の『D200Z』と、金型と一体的にお見せしています。今までのテクニカルセンタは手狭であったため、今回のような展開をすることができなかったのですが、自動車関係というと名古屋地区が主体ですから、お客様にアピールさせていただきました」とコメント。

 最後に髙山氏は、「金型に関しては、確固たる意志をもって今後も取り組んでいくので、今後ともよろしくお願いします」と力強く述べた。

moldino_banner

 

 

intermole2024_大阪