コマツが中型ハイブリッド油圧ショベル「HB205/215(LC)-3」を新発売

 コマツ(社長=大橋徹二氏)は、このほど最新技術を随所に織り込んだ中型ハイブリッド油圧ショベル「HB205/215(LC)-3」の発売を開始した。新たな建設機械用排出ガス後処理システムを採用し、窒素酸化物(NOx)と粒子状物質(PM)の排出量を大幅に低減している。

 また、耐久性をさらに向上した先進のハイブリッドシステムと新型エンジン、油圧機器のトータル電子制御により、燃料消費量を同社従来ハイブリッド機に比べ13%、同従来標準機に比べ30%低減した。KomVision(機械周囲カメラシステム)を標準で装備するほか、搭載する最新のKOMTRAX(機械稼働管理システム)は、オペレーターごとの車両運転情報の管理を可能にするとともに、排出ガス後処理システムの選択触媒還元(SCR)に必要なAdBlue®の残量についても確認可能にするなど、最新のICTを搭載している。また、ロックレバー自動ロック機能を新たに採用し、安全性を高めている。

 さらに、国内で初めてパワーラインの保証延長と無償メンテナンスを取り入れたサービスプログラム「KOMATSU CARE(コマツ・ケア)」が新車購入時から付帯され、トータルライフサイクルコストの低減と長時間稼働に貢献する。

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