三菱マテリアル 加工事業カンパニーが超硬製品・合金素材などの価格を改定

 三菱マテリアル 加工事業カンパニーは、同社製品の主な原材料であるタングステンの供給に関わる動きや世界的な需要の高まりなどから、相場指標となるAPT(パラタングステン酸アンモニウム)の価格高騰が続いていることを受け、4月1日受注分より、超硬製品、合金素材製品などの価格改定を実施する。

 また、同じく原材料の一つであるCo(コバルト)についても、電気自動車(EV)市場の成長に伴って需要が急速に拡大し、2016年夏に比べてその価格は約3倍となっており、レアメタルをはじめとする原材料価格の上昇傾向は今後も続くものと予想されている。

 こうした環境の中、同社はこれまで様々な業務効率化の実施によってコスト削減に努めていたが、今般の原材料価格高騰に加えて、エネルギー、物流など様々な経費が上昇を続けていることから、従来通りの安定した製品の供給とサービスの維持、向上を図っていくために、価格改定を実施するとした。

1.改定内容
切削工具
・超硬製品(インサート、ドリル、エンドミル等):+10%
・ハイス製品(ドリル、エンドミル等):+10~25%
・その他(ホルダ、特殊工具等):+10~15%
精密工具:+10%以上
耐摩・建設工具:+15%
合金素材:+20%
*CBN・PCDインサートについては対象外

2.実施時期
国内向け: 2018年4月1日受注分より
海外向け:エリア毎準備整い次第順次実施