日本工作機器工業会が「第26回通常総会」を開く

180611機器1あいさつする寺町会長 日本工作機器工業会(会長=寺町彰博 THK社長)が5月22日、都内の芝パークホテルで「第26回通常総会」を開催した。

 総会後の懇親会であいさつに立った寺町会長は、「昨年は正会員が2社増えて会員数が71社となった。会員数の減少が懸念される会もあるが、これは喜ばしいこと。」とした。工業会の販売実績については、「9年ぶりに2,000億円を突破し、2,008億円の対前年比17.5%増となった。特に工作機械等、様々なところに使用される部品関係が22.8%増となった。2018年度の予想は、現在のところ2006年度過去最高の2,145億円を上回る7.9%増の2,167億円を予定している。現在のところは順調に拡大しているので、二桁台の成長に繋がればと思っている。最近、国内の政局が不安定化し、世界を見渡すと地政学的な問題が非常に多くなっており、リスクがあり、先々の不安を醸しだしているが、株価が上昇に転じたり、私どもの顧客から話をお伺いすると、大変強気である。特に2020年からIoTの時代を迎えるということもあり、わたしどものハードな部品を取り扱っている企業とのコラボレーションをどうしていくかが各企業の命題になり、また、先端を行くことが企業の残存にとっては非常に重要なことだろう。」とあいさつした。

180611機器2経済産業省 片岡 産業機械課長 来賓を代表して片岡隆一 経済産業省製造産業局産業機械課長が、「工作機械をはじめとする産業機械の高い精度・性能は、皆様方の基幹部品のお陰であると感じている。現在、業界はかつて無い活況に満ちており非常に好景気であるが、その一方で人手不足があり、日本の製造業は大きな岐路に立たされている。その人手不足を乗り越えるためにも、産業機械をはじめとする自動化のための大きな世界の流れ、日本の流れを止めることなく、皆様の原動力で進んでいって欲しい。また、皆様方の機械設備についてもこの機会にぜひIoT税制等を活用し、最新鋭のものにして頂きたいと思う。」と述べた。

 乾杯の発声は北川祐治 北川鉄工所会長兼社長が行った。宴もたけなわの頃、散会した。
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