芝浦機械 SHIBAURA MACHINE EUROPE S.R.L.合弁会社化の検討開始 ~南欧市場における射出成形機事業の収益基盤の強化へ~

 芝浦機械(社長=坂元繁友氏)は、本年7月2日付けで南欧市場における射出成形機事業の収益基盤の強化に向け、スマートファクトリー向けの自動化ライン構築支援などを手掛けるイタリアのE.P.F. Elettrotecnica S.r.l.(以下「EPF」)との間で、EPFが営む射出成形機事業の同社の完全子会社であるSHIBAURA MACHINE EUROPE S.R.L.(以下「SME」)への統合及びSMEの合弁会社化の検討を開始することを決定し、同日付で覚書(Memorandum of Understanding、以下「本MOU」)を締結したと発表した。

 同社グループは、2026年度を最終年度とする中期経営計画「中計2026」に基づき、事業ポートフォリオの変革を中心とした各種施策を遂行しており、その施策の1つとして欧州市場開拓の取り組みを強化している。これまでイタリアを含む南欧市場における射出成形機事業は、SMEと、その販売代理店を務めるEPFを通じ拡販をしていたが、近年、顧客からの自動化・省力化のニーズが高まっており、機械装置の単体売りではなく、前後工程を含めた製造ライン全体を販売するシステムエンジニアリングの強化が求められている。このような市場ニーズを受け、現在EPFが担っている射出成形機の販売・サービス機能はSMEが担当し、EPFが自動化ラインの構築支援にリソースを特化するという体制を築くことで、両社の役割分担を明確化し、それぞれの強みを活かした事業展開が可能になると考え、検討に至った。

 基本合意書では、EPFがその射出成形機事業をSMEに移管するとともに、EPFがSMEに資本参加することを通じ、SMEを、同社とEPFの双方を株主とする合弁会社とすることを企図している。現時点では、SMEは、当社が60%程度の持分を保有する、イタリアを拠点とする射出成形機の販売・サービス会社となる予定。EPFはSMEの40%程度の持分を保有することで、引き続き当社と密接に連携しながら、EPFが提供する自動化ラインの構築支援と射出成形機を組み合わせた提案を行うことにより、共同での顧客開拓を進める予定。

 なお、今後は、基本合意書に基づき、EPFとの協議を進め、2026年後半に最終契約を締結する予定。

■E.P.F. Elettrotecnica S.r.l.の概要
【名 称】E.P.F. Elettrotecnica S.r.l.
【所在地】Via Langhe, 24 - 12061 Carrù (CN) Italy
【代表者の役職・氏名】Franco Filippi (CEO & Chairman)
【事業内容】射出成形機向けターンキー・ソリューションを始めとする工場の自動化ライン構築支援や、関連機器の販売・サービス
【資本金】78,520 ユーロ
【設立年月日】1961年9月1日

■日程
【覚書締結日】2026年7月2日
【最終契約締結日】2026年後半(予定)
【取引実行日】2026年末(予定)
 

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