イスカルジャパン INDUSTRY4.0時代に向けた賢い機械加工を提案 

 イスカルジャパンがINDUSTRY4.0時代に向けて、〝賢い機械加工〟を提案しているが、その中でも現在、加工現場から好評を博しているのは、新コンセプトのチップ縦置き、高送り加工用ミーリング工具「TANG 4 FEED(タング4フィード)」と、ねじれ形状チップ採用高送りミーリング工具「LOGIQ 4 FEED(ロジック4フィード)だ。同社では、加工ワークに対して収益が上がるポイントを判断した上で、それに見合った工具を、見合った形で提案している強みがあり、ホームページでは、それらの一部を「INDUSTREALIZE」にて産業別の加工ソリューションとして公開している。

新コンセプトの「TANG 4 FEED(ロジック4フィード)」

 新コンセプトのチップ縦置き、高送り加工用ミーリング工具「タング4フィード」(TANG 4 FEED)は、チップ縦置き、両面4コーナー使い高送り加工用工具。

 チップ縦置き構造は、チップ強度を向上し、さらに独自のV形状チップ保持構造が強固なクランプを実現している。シャープな刃先形状で切削抵抗を低減し、低動力での加工が可能となる。

 リード角16°、最大切り込み深さは1.5mm。高送り加工、ランピング加工、プランジ加工に対応する。また、カッターは内部クーラント式で、これにより適切なクーラント供給で効果的に切屑処理を行い、長い工具寿命を実現する。カッターボディーには、切屑の流れを妨げず、腐食や摩耗に強い特殊ポリッシュコーティングを採用。

■レパートリー 
 フェースミル FFV-D-R-VN07 φ40~100mm
 チップ FF VNMT 0706: ER (汎用)、FF VNMT 0706… ETR (刃先強化タイプ)
 〈PVD/CVDコーティング〉

ねじれ形状チップ採用高送りミーリング工具「LOGIQ 4 FEED(ロジック4フィード)」

 ねじれ形状チップ採用高送りミーリング工具「LOGIQ 4 FEED(ロジック4フィード)」は、両面4コーナー使い、ハイポジ形状チップを採用している。

 ハイポジ形状の優位性は、切刃はビビリと切削抵抗を抑制し、金型加工のような長い突出しの加工にも対応すること。高剛性のダブテイルクランプ構造を採用し、プランジ加工や斜め沈み込み加工の様な高負荷加工時も滑らかな加工が可能となる。

 内部クーラント付きホルダーは、チップ冷却効果と良好な切屑処理を実現。ねじれ形状採用の両面使いチップ、ハイポジすくい角は加工時のビビリや切削抵抗を抑制するため、長い突出しや斜め沈み込み加工にも対応している。

■レパートリー 
 エンドミル FFX4 ED..04 φ12mm~φ42mm
 フェースミル FFX4 FD..04 φ32mm~φ52mm
 チップ FFX4 XNMU 04…HP/T/RM
 (※HP:オーステナイトステンレス鋼/耐熱合金加工用、T:鋼/フェライト・マルテンサイトステンレス鋼/鋳鉄/高硬度鋼加工用)

↓イスカルジャパン ホームページ↓
https://www.iscar.co.jp/index.aspx/countryid/10

moldino_banner

 

 

intermole2024_大阪