日本建設機械工業会 2020年10月度建設機械出荷金額統計まとまる

 日本建設機械工業会がこのほどまとめた2020年10月度の建設機械出荷金額統計は以下のとおり。

 10月の建設機械出荷金額は、内需は17.5%増加の869億円、外需は15.0%減少の1,039億円となった。その結果、内需は6カ月ぶりの増加、外需は15カ月連続の減少となった。総合計では2.8%減少の1,908億円となり、13カ月連続の減少となった。

 内需について機種別に見ると、トラクタ1.6%増加の132億円、油圧ショベル24.5%増加の270億円、ミニショベル20.7%増加の82億円、建設用クレーン50.1%増加の110億円、道路機械41.4%増加の42億円、基礎機械14.6%増加の25億円、油圧ブレーカ圧砕機21.4%増加の16億円、その他建設機械7.0%増加の67億円の8機種と補給部品5.0%増加の111億円が増加し、内需全体では17.5%の増加となった。

 外需について機種別に見ると、ミニショベル26.9%増加の215億円、コンクリート機械14.5%増加の1億円、基礎機械254.6%増加の7億円の3機種が増加したものの、その他6機種と補給部品が減少した。地域別に見ると、中国が2カ月連続の増加、オセアニアが3カ月連続の増加、欧州が13カ月振りの増加の3地域が増加したものの、その他6地域が減少し、外需全体では15.0%の減少となった。
 

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