日本建設機械工業会 2021年10月度建設機械出荷金額統計まとまる
2021年12月19日
日本建設機械工業会がこのほどまとめた2021年10月度建設機械出荷金額は以下のとおりとなった。
10月の建設機械出荷金額は、内需は1.5%減少の856億円、外需は52.33%増加の1,583億円となった。その結果、内需は2カ月連続の減少、外需は12カ月連続の増加となった。総合計では27.8%増加の2,439億円となり、12カ月連続の増加となった。
内需について機種別に見ると、油圧ショベル8.1%増加の292億円、ミニショベル3.0%増加の85億円、コンクリート機械54.4%増加の21億円、基礎機械1.3%増加の25億円、油圧ブレーカ・圧砕機19.1%増加の19億円の5機種が増加したものの、他4機種と補給部品が減少し、内需全体では1.5%の減少となった。
外需について機種別に見ると、トラクタ76.8%増加の156億円、油圧ショベル52.4%増加の630億円、ミニショベル26.7%増加の272億円、建設用クレー188.8%増加の94億円、道路機械93.7%増加の28億円、コンクリート機械34.9%増加の1億円、油圧ブレーカ・圧砕機121.1%増加の8億円、その他建設機械49.1%増加の187億円の8機種と補給部品45.6%増加の202億円が増加した。地域別に見ると、欧州が13カ月連続で増加、北米が10カ月連続で増加、アジアが8カ月連続で増加するなど全9地域中8地域で増加し、外需全体では52.3%の増加となった。