三菱マテリアル 「DIAEDGE特約店会」開く

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 三菱マテリアル 加工事業カンパニー(常務・カンパニープレジデント=田中徹也氏)が、5月26日、都内の東京マリオットホテルで2022年北海道・東北・上信越ブロック、関東ブロック合同の「DIAEDGE特約店会」をリアルとWeb双方で開催した。

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田中常務(加工事業カンパニー プレジデント)

 あいさつに立った田中常務は日頃の感謝を表したあと、加工事業について説明した。田中常務は三菱マテリアルグループ全体として、「〝人と社会と地球のために〟の企業理念を掲げ、ビジョンはユニークな技術により人と社会と地球のためになる新たなマテリアルを創造し、持続可能な社会に貢献するリーディングカンパニーを目指す。会社としては社会的価値と経済的価値の両立を図ることを目指していく。」と述べた。具体的には、①非鉄金属素材および付加価値の高い機能材料・製品の提供を通じて、豊かな社会の構築に貢献する。②リサイクル可能な製品の提供、高度なリサイクル技術による廃棄物の再資源化を通じて循環型社会の構築に貢献する。③地熱等再生可能江エネルギーの開発、利用促進、環境負荷低減を考慮したものづくりの徹底により、脱炭素社会の構築に貢献する――――の3つを掲げ、「事業ポートフォリオの最適化、事業競争力の徹底追求、新製品・新事業の創出に取り組んでいく」と説明した。

 2022年度の経営方針について説明があった。これによると、①コーポレートトランスフォーメーション(最適なグループ経営形態への改革)、②デジタルトランスフォーメーション(データとデジタル技術の活用により改革)、③ヒューマン・リソース・トランスフォーメーション(変化に対応する自律的な人材の確保や育成に向けた人事制度と働き方改革)、④業務効率化(事業競争力の徹底追求)を図っていくとした。

安定的な供給に注力

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金子営業本部長

 続いて、昨年の北海道・東北・上信越ブロック、関東ブロックの年間表彰が金子善昭 営業本部 本部長により行われた。表彰に先立ち金子本部長は、「今回は3年ぶりの開催ということになり、その間を振り返ってみると、19年度の下期あたりから米中覇権争いもあり、日本国内の景気が下降気味になってことを感じつつ、2020年を迎えたところでコロナウイルスの出現で、誰もが経験したことのないことが起こった。」と振り返ったあと、「その後は供給不足や欠品など代理店様の在庫整理には多大なる影響を与えてしまった。すでに受注を上回る生産能力を身につけたので、この上期中には体制を整え、安定的な供給を続けていく」と力強く述べた。

 国内営業部方針について、木田喜久 国内営業部 部長が説明した。この中で木田部長は、「特約店様、代理店様、われわれの三位一体で増販へ注力をしてまいりたい。また、絶えずお客様の視点に立ち、どんな提案ができるかを考え実行していきたい。特に加工改善の提案といった〝もの売り〟に留まらず、〝こと売り〟を実行していく。」と力を込め、本年度の新製品について説明をした。
 

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