次世代大型ベンディングマシン「HRB」シリーズの販売を開始  ~長尺、薄板から厚板まで対応可能~

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 アマダがこのほど、厚板・大物 の曲げ加工や深曲げを可能にすることで、加工領域を拡大した次世代大型ベンディングマシン 「HRB」シリーズの販売を開始した。

 同シリーズは、今回、新たに350トン・3メートルから600トン・7メートルまでの長尺、中厚 板に対応した大型シリーズを 7機種拡充。社会インフラを支える鋼材加工や、厚板加工の現場に対応できるようになったほか、独自のACサーボ・モーターと双方向ピストンポンプによるハイブリッド・ドライブシステムで環境にも配慮している。

 NC装置は「AMNC 3i」を搭載。加工プログラムを容易に作成できる「LITE モード」により、スキルや年齢、性別、国籍などにかかわらず簡単に曲げ加工を可能にした。さらに、厚板用の角度センサー「Bi-LⅡ」や、バックゲージに「ヘビーワークセンサー突き当て」を オプションとして採用することで曲げの精度不良を削減し、安定した加工を実現している。 

 現在、板金加工業界では人手不足が深刻化しており、技術者の高齢化や次世代オペレーター の育成に関する問題に直面していることに加え、世界的な環境意識の高まりとともにカーボンニュートラルへの取り組みも急務となっていることを受け、同社では、商品とテクノロジーにより板金加工業界の課題を解決するとともに、「お客さまとこれからのモノづくりを探求しイノベーションを創造していく。」としている。

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