日本建設機械工業会 2023年11月度出荷金額まとまる
2024年01月17日
日本建設機械工業会がこのほどまとめた2023年11月度の出荷金額は次のとおり。
■概要(増減は前年同月比)
11 月の建設機械出荷金額は、内需は4.1%増加の1,012 億円、外需は0.6%減少の2,212 億円となった。その結果、内需は17カ月連続の増加、外需は37カ月振りの減少となった。総合計では0.8%増加の3,224億円となり、37カ月連続の増加となった。
■内外需別(同上)
(1)内需
機種別に見ると、トラクタは32.0%増加の179億円、ミニショベルは3.4%増加の79億円、建設用クレーンは16.4%増加の166億円、コンクリート機械は25.0%増加の24億円、油圧ブレーカ・圧砕機は6.6%増加の23億円の5機種が増加した。また、補給部品も4.6%増加の122億円となった。
(2)外需
機種別に見ると、ミニショベルは21.7%増加の467億円、建設用クレーンは55.1%増加の135億円、道路機械は44.8%増加の45億円、その他建設機械は8.6%増加の316億円の4機種が増加したものの、他5機種と補給部品が減少した。地域別に見ると、北米が4カ月連続で増加したものの、欧州が16カ月ぶりに減少へ転じ、全9地域中5地域で減少した。