「品質を追求しながら磨きをかけていきたい」日本金型工業会東部支部が新年懇親会を開く

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あいさつする鈴木東部支部長

 日本金型工業会(会長=小出 悟 小出製作所社長)の 東部支部(支部長=鈴木教義 鈴木社長)が、去る1月19日に都内の上野精養軒(東京都台東区上野公園)で新年懇親会を開いた。

 特別講演会に日本ソムリエ協会認定のワインエキスパート、山下美帆氏を講師に迎え、「仕事に活かす経営者のためのワイン知識 ~ワインは人と人をつなぐ最高のツール~」をテーマに講演会が行われたあと、新年懇親会が開かれた。

 新年懇親会であいさつに立った鈴木支部長は、「昨年、コロナが5類に変わり、普段の生活に戻ったようだ。景気の先行きについては、まだまだ明るいという話にはならないというのが現実じゃないか。」と景況感について触れたあと、「金型は精度を求めらる。金型に何か自分たちの技術をプラスアルファして生き残りを懸けていかなければ、ものづくりとしても大変な時期に来ている中で、われわれも今まで以上に皆さんと技術的な交流を通して品質を追求しながら磨きをかけていきたい。」と意気込みを示した。

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日本金型工業会 小出会長

 続いて日本金型工業会を代表して小出会長が、「一年の計は元旦にありというが、突然の出来事が起こることもある。こういう時こそ備えが必要であり、その時に自分たちが何も考えておらず備えを全く取っていなかったならば、うろたえて途方に暮れてしまうこともあるだろう。何も起こってない時にこそ、対応策が必要であるというのが、賢い者たちの立場ではないのかなと感じている。」と述べた。

 続いて黄綬褒章受章者に記念品が贈呈されたあと、新入会員の紹介があった。

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経済産業省 星野素形材産業室長

 来賓を代表して経済産業省製造産業局の星野昌志 素形材産業室長があいさつをした。この中で星野素形材産業室長は、「日本経済はチャンスの年であり、成長型の経済を目指していくことが大切だと感じている。省人化、材育成・確保も課題である。厳しい人手不足の時代になっている。省人化は昨年、補正予算も通り、使いやすく前向きな省人化、前向きな省人化、投資支援の枠組みを進めている。国内の若い優秀な人材の、目を向けていただけるようなネットワークづくりを精いっぱい皆さんと共に進めていきたい。」と声援を送った。

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牧野フライス製作所 宮崎社長

 賛助会員を代表して牧野フライス製作所の宮崎正太郎社長が、「隣国では、おそらくEV大変革のようなものが起きるだろうと推測されているが、自動運転も現在、センサーあるいはレーザーを含めて実用化に向け、動いている。今年は皆さまの卓越した技術が発揮できるのではないか。私どもも皆さまのお役に立てるよう、さまざまなご要望を伺いながら取り組んでいきたい。」と意気込みを示した。

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