ダイジェット工業「M12下穴加工用TAドリル」を新発売!
2024年05月06日
ダイジェット工業がこのほど、金型加工用刃先交換式ドリル「M12下穴加工用TAドリル」(TTD形)本体及びインサートを発売した。
プレス金型M12固定ボルトが多く使用されているが、その箇所にはすぐそばに干渉物があることも多く、それらを避けて加工するためにMTシャンクのドリルが多用されているが、その一方で、「MTシャンクのドリルはハイスドリルしか選択肢がない。」とされており、能率向上の手段が限られていた。そこで同社では、MTシャンクハイスドリルの超硬化による高能率化に寄与すべく、本製品の開発に取り組み、今回の発売に至った。鋳鉄、ダグタイル鋳鉄加工に威力を発揮する。
〈特長〉
(1)穴あけ箇所に干渉物があり、突き出しを長くせざるを得ないM12の下穴加工をノンステップで一発加工可能。
(2)従来のハイスドリルでの加工では必要であったセンタ穴加工やステップ加工が不要となり、加工工程の削減、加工の高能率化が図ることができる。
■サイズと価格(税抜き)
【M12下穴加工用TAドリル 本体】
〇形番・標準価格
・TTD1000MT1 (MTシャンク): 61,400円
・TTD1000S12 (ストレートシャンク): 31,000円
【M12下穴加工用TAドリル インサート】
〇形番・サイズ
・TTD形:φ10.2、φ10.3、φ10.4 標準価格:7,200円(税抜き)