MOLDINO アルファ高送りラジアスミル「TR4F」に大径サポータタイプを追加 ~φ160、φ200をラインアップ 大型部品の高能率な面削荒加工に対応~
MOLDINOはこのほど、高送り加工用カッタ「アルファ高送りラジアスミル「TR4F」のラインアップを拡充し、サポータ機構を採用した大径ホルダφ160、φ200を発売した。大型部品の面削荒加工や金型の基準面加工など、大径工具が求められる加工領域への対応を強化する。
「TR4F」は、大荒加工における高能率加工を狙って開発し、2020年4月に発売した高送りラジアスミル。金型製造における形状加工を中心に採用されているほか、大型部品の面削加工にも実績を広げてきた。
一方、従来の最大刃径はφ125で、大型部品を加工するユーザーからは、適用領域を広げるため、さらなる大径サイズを求める声が寄せられていた。そこで今回、φ160とφ200の大径ホルダを追加。大径化にあわせてサポータ機構を採用した。
「TR4F」は、大物金型にも対応し、工作機械の能力を生かした高送り加工を狙った工具設計が特徴。断続切削でも刃先が欠けにくく、壁際で擦りにくい設計とすることで、切りくずの噛み込みリスク低減を図っている。また、片面4コーナ仕様のインサートを採用し、高い切削性能と経済性の両立を図った。
インサート取付け部にはサポータ機構を採用。万一、加工中に工具が損傷した場合でも、サポータなどの部品を交換することでホルダ本体を継続して使用できるため、大径工具で課題となる工具コストの抑制につながる。
さらに、サポータの取付け機構も見直した。TR4Fの高能率加工に対応するため、新たな締結機構を採用し、大径化と高能率加工への対応を両立させた。
推奨する加工用途は、大型部品の面削荒加工や金型の基準面加工。追加したホルダはφ160、φ200の計8アイテムで、価格は43万6,620円~54万3,230円(消費税別)。
大型金型や大型部品では、加工面積が大きくなるほど荒加工や面削加工に要する時間が生産性を左右する。今回の大径サイズ追加により、「TR4F」の高送り加工をより大きなワークへ展開できるようになり、大型部品加工における加工時間短縮や工具コスト低減への貢献が期待される。


