DMG MORIがFAMOT工場 グランドオープン~大規模なデジタル化投資により最先端の生産拠点へ~

 181028DMGNORI1左から、DMG MORI Polska Sp. z o. o. Marek Osiński、Christian Thönes、ドイツ総領事館 Jana Orlowski代表代理、駐ポーランド特命全権大使 川田 司大使、森社長、FAMOT/Ulyanovsk工場 CTO Zbigniew Nadstawski、FAMOT/GRAZIANO/Ulyanovsk工場 CSO Dr. Michael BudtDMG MORI(社長=森 雅彦氏)は、このほどポーランド・プレシェフに位置し、欧州の最重要生産拠点のひとつであるFAMOT工場をグランドオープンした。現地時間10月8日にオープニングセレモニーを行い、駐ポーランド特命全権大使 川田 司大使、ドイツ総領事館 Jana Orlowski(ヤナ・オーロースキー)代表代理列席のもと、森社長、DMG MORI AKTIENGESELLSCHAFT Chairman of the Executive Board Christian Thönes(クリスチャン・トューネス)、FAMOT/Ulyanovsk工場 工場長 Zbigniew Nadstawski(ズビグニュ・ナドスタフスキ)ら関係者によるテープカットを行った。

 1877年に小さな農業機械メーカーとして創業したFAMOT工場は、1999年にDMG MORIグループの一員となった。5軸制御マシニングセンタ CMXシリーズやターニングセンタCLXシリーズの製造拠点でありながら、工作機械用の大型鋳物部品などの主要部品を他の生産拠点に供給する欧州最重要拠点のひとつでもある。

 このほど約80億円に上る投資を行い、総面積を20,000㎡から50,000㎡へと拡張した。そのうち製造・組立エリアは21,000㎡を占め、5軸加工機への需要増加に応えるべく、組立能力・加工能力の増強を行なった。さらに、集中的なデジタル化投資により、計画・段取り・生産・モニタリング・保全情報のシステムによる一元管理を実現している。

181029DMGMORI2デジタルファクトリーのモデル工場へと生まれ変わったFAMOT工場 具体的には、CAD / CAMによる加工前のプログラミングや段取りに始まり、ERPとISTOS(注:ISTOSは生産計画・実行のためのソフトウェア「ISTOS」を開発する同社グループ会社)によるシームレスに連携された生産計画と実行、WERKBLiQ(注:WERKBLiQは予知保全・メンテナンスのためのソフトウェア「WERKBLiQ」を開発する同社グループ会社)による予知保全・メンテナンス管理などを実現している。

同社では、「Industry 4.0とConnected Industriesの実証工場として生まれ変わったFAMOT工場は、今後も、最新のデジタルツインやエッジコンピューティング技術を積極的に取り入れ、最先端の部品加工工場として進化していきます。」としている。

■FAMOT工場
所在地 :Fabryczna 7, 63-300 Pleszew, ポーランド
敷地面積 :50,000㎡
新設・拡張施設 :組立工場、主軸工場、XXL工場、焼入れ工場、物流センタ、鋳物倉庫、事務所、倉庫
生産品目 :5軸制御マシニングセンタ CMXシリーズ、ターニングセンタ CLXシリーズ、自動化システム等