注目記事

「加工ワークに国境なし!」イスカルジャパン 社長 岡田一成氏

 本年2月、イスラエルの切削工具メーカーであるイスカル日本法人、イスカルジャパン(本社=大阪府豊中市)の新社長に岡田一成氏が就任した。岡田社長は、1994年にイスカルジャパンの設立と共に入社、翌年にはイスラエルにある本社工場に転籍し、その後、着々とキャリアを重ねてきた。

 イスカルは1952年、イスラエルの建国直後に創業をし、世界でも急成長を遂げている企業のひとつ。国内外における超硬工具メーカーからみると同社は後発になるが、独創的でユニークな工具群を多数市場に投入し、現在はIMCグループで世界シェア第2位の地位を誇る。岡田社長にお話しを伺った。

「ご安全に!」 三菱マテリアルの新商品はこうして作られる! 打ち合わせから加工テストまでを密着取材! 

「ご安全に!」
 会議室に集まった4人の元気の良い声が響く。

 ここは埼玉県さいたま市大宮区にある三菱マテリアル加工技術センター(東日本テクニカルセンター)。今、まさにこの場所で、本年6月に発売予定の新製品が市場投入に向け、最終段階を迎えていた。すでに2017年10月に発売した高機能加工用多機能カッタ『VPXシリーズ』は、発売当初より三菱マテリアル独自の縦刃型インサートを採用し剛性が飛躍的に向上した事により市場でも好評であったが、加工現場からはさらなる期待の要求が寄せられていた。加工に貪欲な顧客のニーズは多岐に亘る。消耗品でもある切削工具は製造現場の経済的効果を高めるための大切なツールでもあるからだ。今回、好評の『VPXシリーズ』に“低抵抗型Lブレーカ”を追加し、新たに市場投入するという噂を聞きつけ、ある程度開発が完了してから、新製品を発表するまでの裏側に密着取材を行った。新製品にかける同社の熱い思いから、なかなか拝見することができない打ち合わせの様子やテストカットの現場までをご覧頂こう!

「INTERMOLD2019/金型展2019 金属プレス加工技術展2019」(東京) 注目各社の見どころはココだ!

 インターモールド振興会は、4 月17 日(水)から20 日(土)までの4 日間、東京ビッグサイト青海展示棟で、「INTERMOLD2019/金型展2019」(主催:一般社団法人日本金型工業会)ならびに「金属プレス加工技術展2019」(主催:日本金属プレス工業協会)を開催する。今年も堅調な金型業界の動向を反映し、工作機械などの設備機器メーカーや、国内外の金型メーカーやプレス加工メーカーが一堂に集まり、出展者数462 社・団体、展示小間数983 小間での開催となる。東京開催における注目企業の見どころを紹介する。

 (アマダマシンツール、オーエスジー、OKK、キタムラ機械、タンガロイ、大昭和精機、ダイジェット工業、DMG森精機、ナガセインテグレックス、日進工具、不二越、ブルーム-ノボテスト、牧野フライス製作所、三井精機工業、三菱日立ツール、安田工業、碌々産業)

板金エキスパートを目指せ! アマダスクールが「第31回優秀板金製品技能フェア」の入賞作品を表彰 ~厚生労働大臣省はナダヨシ、経済産業大臣賞は佐藤医療機械製作所が受賞~

 職業訓練法人アマダスクール(理事長=末岡愼弘氏:神奈川県伊勢原市)は「第31回優秀板金製品技能フェア」5部門の入賞作品を選定し、3月9日(土)にアマダ・246ホールで表彰式を開いた。

 選考は日本塑性加工学会会員、シートメタル工業会役員と審査委員の他、アマダ・ソリューションセンターの来場者の投票で行われ、その結果、応募総数263点の中から技能賞以上の優秀作品67点が選ばれた。また、今回は、過去最多であった昨年に迫る作品集に加え、海外から新たに出品する国が増えて、作品の幅が広がったこと、また、主要な賞に海外からの作品が例年より多く選出したことが特長となった。

 

イワタツールが創業90周年「受け継いだことは真面目にものをつくること」

 イワタツール(社長=岩田昌尚氏)が去る2月19日、名古屋市内のキャッスルプラザで90周年祝賀パーティを開催し、多数の関係者がお祝いにかけつけた。
 第一部は「イワタツールの歴史と100年へ向けて」をテーマに、あいさつを兼ねて岩田吉廣会長、岩田社長がそれぞれ過去の出来事や未来についての思い入れを述べた。第二部は大谷 裕 NCネットワーク名古屋社長の司会のもと、「IoTコネクテッドインダストリーズと切削工具」をテーマに、岩田社長ほか、海藤 満 碌々産業社長、川野俊充 ベッコフオートメーション社長がパネルディスカッションを行った。

岡本工作機械PSG会が「2018年度 東部支部連絡会」を開催

 岡本工作機械製作所(社長=石井常路氏)が去る2月8日、新横浜国際ホテル マナーハウス南館で「2018年度PSG会東部支部連絡会」を開催した。

 同社の現況報告のほか、①自動化への取り組み、②多彩な平面研削盤のラインナップ、③超精密円筒・内面への取り組み――の3つのテーマに沿って説明があった。また、毎度人気を博している伊藤 暁 取締役常務執行役員技術開発本部長の特別講演もあり、大いに盛り上がりをみせた。

碌々産業がデジタルデータを駆使する「マシニングアーティスト」の普及へ ~微細加工技術者をリスペクト~

 微細加工機を製造している碌々産業(社長=海藤 満 氏、本社:東京都港区高輪4-23-5)が、微細加工機をあやつるオペレータを『Machining Artist(マシニングアーティスト)』と呼び、普及活動を行っている。
 
 海藤社長は、「昔は汎用旋盤を経験や感性で操って超高精度な加工を実現した人たちを“職人”と呼んでいましたが、現在、微細加工機をあやつるオペレータは、デジタルデータを駆使して微細加工を実現しています。とてもマニアックな方も多く、中には加工をとことん追求する姿から、マニアックを通り越して“変わり者”といわれている方もいらっしゃいます。その方達の微細加工への飽くなき追求が、世界における電子機器等のブレークスルーに繋がっているのだと思っています。われわれは、そのオペレータの方々を尊敬の念を持って『Machining Artist』と呼ぶことにしました。」と話す。

「2019年の受注額は統計史上3番目の1兆6,000億円を目指す」日本工作機械工業会が賀詞交歓会を開く

 日本工作機械工業会(会長=飯村幸生・東芝機械会長)が去る1月9日、東京都内のホテルニューオータニで新年賀詞交歓会を開いた。あいさつの中で飯村会長は、2018年の好調な受注額について、「関係業界各社の的確な対応によって、競争力が強化・維持され好調な受注に繋がった。」と振り返り、今年の受注額については、統計史上3番目の1兆6,000億円を目指すと述べた。

次の100年へ向かって世界基準のものづくりを ~三井精機工業が創業90周年記念式典を開く~

 産業の基幹となるマザーマシンの工作機械と動力源の空気圧縮機を産業界に供給することを通じて社会に貢献する――が理念の三井精機工業(社長=奥田哲司氏)が、去る12月13日、東京都中央区のマンダリンオリエンタル東京で創業90周年記念式典を開いた。

平成31年 世耕弘成 経済産業大臣 年頭所感

(はじめに)
 平成31年の新春を迎え、謹んでお慶び申し上げます。

 この30年間で、経済・社会構造は大きく変化しました。そしてその変化は、今尚、大きなうねりとして続いています。例えば、企業を取り巻く競争環境は劇的に変化しています。第4次産業革命により、AIやIoT、ロボット技術が進展。従来の、産業ごとのモノ売りだけではなく、こうした技術を活用した、業種を超えたサービスとの連動が拡大しています。また、所有ではなく共有という消費者マインドの変化とシェアリングサービスの台頭は、既存のビジネスモデルに変革を迫っています。