注目記事 2019年分

工作機械の進化の歴史が見学できる! 「ヤマザキマザック工作機械博物館」が開業!

 ヤマザキマザック(社長=山崎高嗣氏)が、創業100周年記念事業として兼ねてから準備をしていた「ヤマザキマザック工作機械博物館」を11月2日(土)に開業した。開業に先立ち、前日の1日に開業式典並びに内覧会が開かれた。

 この博物館は、18世紀から現代に至るまで、工作機械の進化の歴史を見ることができる世界的にも珍しい、工作機械に特化した博物館だ。多くの工作機械を実際に動く状態で動態展示され、蒸気機関車や自動車、航空機など工作機械によって作られた代表的な工業製品も展示している。その数はなんと200点! またARを用いた展示で、マザーマシンとしての役割を子どもから大人まで楽しく、分かりやすく理解できる空間となっていた。ヤマザキマザック工作機械博物館をレポートする。

「MECT2019」がいよいよ開催! 注目各社の新技術&目玉製品を公開!

 10 月23 日(水)から10 月26 日(土)までの4日間、ポートメッセなごや(名古屋市国際展示場)で「メカトロテックジャパン2019(通称MECT) 」(主催=ニュースダイジェスト社)が開催する。

 今回は過去最多となる477社・団体が出展。出展規模については展示規模がリーマン・ショック前の2007年展の1,953小間に次ぐ1,941小間で、前回展の1,933小間を上回っている。また、海外からの参加は25カ国・地域を越える。

 製造現場ドットコムでは一足早く、注目メーカー各社の新技術や目玉製品を一挙公開する。

 (アマダグループ、イスカルジャパン、イワタツール、オーエスジー、オークマ、OKK、岡本工作機械製作所、北川鉄工所、黒田精工、サンドビック、住友電気工業、大昭和精機、ダイジェット工業、タンガロイ、DMG森精機、東芝機械、ナガセインテグレックス、日進工具、不二越、ブルーム-ノボテスト、牧野フライス精機、牧野フライス製作所、三井精機工業、三菱日立ツール、三菱マテリアル、安田工業、ヤマザキマザック、ユキワ精工、碌々産業)

三菱マテリアルの加工テストを密着取材! ~『DLEシリーズ』高精度部品加工市場の拡大とともに新アイテムを開発~

 「ご安全に!」
 
 ここは、岐阜県安八郡にある三菱マテリアル 中部テクニカルセンターの一室。開発本部と営業本部から新アイテムの開発における話合いが行われていた。同社は小物高精度部品に関するアプリケーションを増やし、今年はリーディングドリル『DLEシリーズ』からさらに角度違い3パターンのレパートリ拡大を予定するなど、精力的に開発を進めている。

 現在、高精度部品加工市場は拡大している。主にトランスミッション関連、エンジン制御系の部品は形状が複雑化し、被削材自体も難削材化が進んでいる。特に燃料制御に用いられるインジェクション部品では、SUS304からSUS420J2や、KM材と言われる電磁ステンレス鋼が主流になり、かなり削りづらい部品がメインになった。同社では、小型自動旋盤を取り巻く市場環境において、「今後ますます部品の加工点数も増え、全世界的に右肩上がりの市場になる。」と予測。加工トレンドを掴んだ新アイテムを発売するにあたり、今回、貴重な加工テストの現場に足を踏み入れ、密着取材を行った。

【レポート】新技術を見た! ヤマザキマザックが自動化・デジタル製造を高度化する新型複合加工機並びにCNC装置とソフトウェアを開発! 

 ヤマザキマザック(社長=山崎高嗣氏)が9月4日、自動化やデジタル製造を高度化する新型複合加工機並びにCNC装置とソフトウェアを開発し、同社本社内(愛知県丹羽郡大口町)にて発表した。現在、製造現場のトレンドといえば、自動化やデジタル製造だが、「これらのニーズに対応するために機械の基本的なデザイン、配置、機能等を徹底的に見直した。また、製造業においては特に熟練作業者不足が深刻化しているうえ、ニーズの多様化に対応するため多品種少量生産の効率化が求められている。」と同社。

 工作機械の性能を最大限に引き出し、製造現場に高い品質と経済的効果をもたらす画期的な新製品をレポートする。

DMG森精機 森社長に聞く 「10年後に1兆円規模を目指す!」

 今年7月はDMG森精機(社長=森 雅彦氏)のイベントが豊富だった。7月9日から13日の5日間は、同社伊賀事業所でプライベートショー「伊賀イノベーションデー2019」を開催し、会期中は、顧客累計数5,000社約10,000名、サプライヤ、学生等も含む来場者累計数は約13,000名と大いに賑わいを見せた。イベント初日には奈良事業所から移転し拡張したグローバルパーツセンタの開所式も行い、24時間以内パーツ発送率95%とAIの活用でさらなるサービス強化をすると発表した。

 同社では製造現場に生産改革を加速するための活動を活発に行っており、自動化、デジタル化を推進し、5軸加工機普及に注力している。また、同社では人材育成や働き方改革にも注力しており、大胆な取り組みも実行している。

 森社長を訪ね、お話しを伺った。

NEDO 渡邉理事に聞く ~日本発 循環型社会に向けた方向性とは~

 「21世紀は環境の世紀」と言われて久しいが、地球温暖化問題や廃棄物問題をはじめとする地球環境問題は年々深刻化し、現在、環境保全にはグローバルかつ継続的な取り組みが緊急な課題とされている。今年は大阪でG20サミットが開催され、日本が初めて議長国を務めた。新エネルギー・産業技術総合開発機構(通称:NEDO)渡邉政嘉 理事は、「今まで以上に、地球環境問題の解決および持続可能な開発に対する日本の取り組みが注目されるでしょう。」と話す。

 製造業と地球環境保全は密接な関係もあることから、これら課題解決のための方策について、渡邉理事を訪ねお話しを伺った。

【レポート】INTERMOLD(名古屋) 注目各社のココが凄かった!

 去る6月19日(水)から22日(土)までの4日間、ポートメッセなごやで開催されたINTERMOLD2016/金型展2016」「金属プレス加工技術展2016」。5月に東京でも同展は開催されたが、引き続き、名古屋でも日本のものづくりを根底から支える工作機械・工具・周辺機器がズラリと並んだ。注目した企業の製品&新技術をレポートする。

(アマダオリイ、オークマ、大昭和精機、ダイジェット工業、ナガセインテグレックス、日進工具、不二越、ブルーム-ノボテスト、牧野フライス製作所、三菱日立ツール)

「INTERMOLD2019/金型展2019 金属プレス加工技術展2019」(名古屋)」 注目各社の見どころはココだ!

 インターモールド振興会は、6月19 日(水)から22日(土)までの4 日間、ポートメッセなごや(名古屋市港区金城ふ頭2-2)で、「INTERMOLD2019/金型展2019」(主催:一般社団法人日本金型工業会)ならびに「金属プレス加工技術展2019」(主催:日本金属プレス工業協会)を開催する。金型業界の動向を反映し、工作機械などの設備機器メーカーや、国内外の金型メーカー、プレス加工メーカーが一堂に集まり、出展者数376 社・団体規模の開催となる。基調講演は、トヨタ自動車 執行役員 工場統括 安全健康推進部統括 副社長 河合 満 氏を講師に迎え『モノづくりは、人づくり~技能伝承と人材育成~』と題した講演が行われる。名古屋開催における注目企業の見どころを紹介する。

(アマダオリイ、オークマ、大昭和精機、ダイジェット工業、ナガセインテグレックス、日進工具、不二越、ブルーム-ノボテスト、牧野フライス製作所、三菱日立ツール)

「AMADA INNOVATION FAIR2019」で見た金属加工の最適ソリューション! 世界初のLBCテクノロジーとは!?

 アマダグループが伊勢原事業所のアマダ・ソリューションセンターにて5月18日から6月22日まで開催している「AMADA INNOVATION FAIR2019(略称:AIF2019)」が、開催に先立ちメディアDAYを開き、アマダグループの戦略やLBCテクノロジーの紹介をした。

 今年のAIFのテーマは、「進化が加速する」。注目すべき点は、革新的な光技術と自動化ソリューションで、変種変量生産への対応や人手不足の解決に向けた提案をしていることだ。特に注目する点は、独自に開発した「軌跡ビームコントロール(LBC)テクノロジー」と、高速・高品位・高い安定加工で定評のビーム制御技術「ENSISテクノロジー」の2つの光技術。AIF2019をレポートする。

「加工ワークに国境なし!」イスカルジャパン 社長 岡田一成氏

 本年2月、イスラエルの切削工具メーカーであるイスカル日本法人、イスカルジャパン(本社=大阪府豊中市)の新社長に岡田一成氏が就任した。岡田社長は、1994年にイスカルジャパンの設立と共に入社、翌年にはイスラエルにある本社工場に転籍し、その後、着々とキャリアを重ねてきた。

 イスカルは1952年、イスラエルの建国直後に創業をし、世界でも急成長を遂げている企業のひとつ。国内外における超硬工具メーカーからみると同社は後発になるが、独創的でユニークな工具群を多数市場に投入し、現在はIMCグループで世界シェア第2位の地位を誇る。岡田社長にお話しを伺った。