注目記事

碌々産業がデジタルデータを駆使する「マシニングアーティスト」の普及へ ~微細加工技術者をリスペクト~

 微細加工機を製造している碌々産業(社長=海藤 満 氏、本社:東京都港区高輪4-23-5)が、微細加工機をあやつるオペレータを『Machining Artist(マシニングアーティスト)』と呼び、普及活動を行っている。
 
 海藤社長は、「昔は汎用旋盤を経験や感性で操って超高精度な加工を実現した人たちを“職人”と呼んでいましたが、現在、微細加工機をあやつるオペレータは、デジタルデータを駆使して微細加工を実現しています。とてもマニアックな方も多く、中には加工をとことん追求する姿から、マニアックを通り越して“変わり者”といわれている方もいらっしゃいます。その方達の微細加工への飽くなき追求が、世界における電子機器等のブレークスルーに繋がっているのだと思っています。われわれは、そのオペレータの方々を尊敬の念を持って『Machining Artist』と呼ぶことにしました。」と話す。

「2019年の受注額は統計史上3番目の1兆6,000億円を目指す」日本工作機械工業会が賀詞交歓会を開く

 日本工作機械工業会(会長=飯村幸生・東芝機械会長)が去る1月9日、東京都内のホテルニューオータニで新年賀詞交歓会を開いた。あいさつの中で飯村会長は、2018年の好調な受注額について、「関係業界各社の的確な対応によって、競争力が強化・維持され好調な受注に繋がった。」と振り返り、今年の受注額については、統計史上3番目の1兆6,000億円を目指すと述べた。

次の100年へ向かって世界基準のものづくりを ~三井精機工業が創業90周年記念式典を開く~

 産業の基幹となるマザーマシンの工作機械と動力源の空気圧縮機を産業界に供給することを通じて社会に貢献する――が理念の三井精機工業(社長=奥田哲司氏)が、去る12月13日、東京都中央区のマンダリンオリエンタル東京で創業90周年記念式典を開いた。

平成31年 世耕弘成 経済産業大臣 年頭所感

(はじめに)
 平成31年の新春を迎え、謹んでお慶び申し上げます。

 この30年間で、経済・社会構造は大きく変化しました。そしてその変化は、今尚、大きなうねりとして続いています。例えば、企業を取り巻く競争環境は劇的に変化しています。第4次産業革命により、AIやIoT、ロボット技術が進展。従来の、産業ごとのモノ売りだけではなく、こうした技術を活用した、業種を超えたサービスとの連動が拡大しています。また、所有ではなく共有という消費者マインドの変化とシェアリングサービスの台頭は、既存のビジネスモデルに変革を迫っています。

【レポート】ヤマザキマザックが「JIMTOF2018 アンコールフェア」を開催! ~サンダーバードとのコラボは“技術で社会や未来に貢献する”思いの表れ~

 ヤマザキマザックが、11月29日~12月1日までの3日間、同社美濃加茂製作所 ワールドテクノロジーセンタで「JIMTOF2018 アンコールフェア」を開催した。本年11月1日から6日までの6日間、東京ビッグサイトで開催された「JIMTOF2018」で同社は、「DISCOVER MORE WITH MAZAK~共に未来へ~」をテーマに、EV化やAI並びにIoT化、自動化・省人化に対応するための革新的な機械や生産システム、加工方法やソフトウェアの提案をした。このアンコールフェアには、JIMTOF2018へ都合が合わず来場できなかった方や、開催中にゆっくり見学することができなかった方、より具体的に出展機の仕様、性能を確かめたいという方などに特化した展示会で、会期中には前回を上回る約3000人がJIMTOF出展機をはじめとする最新ソリューションを見学し、国内ユーザーの設備意欲の高さを反映した展示会となった。

日本金型工業会が「第45回金型の日記念式典」を開く

 日本金型工業会(会長=小出 悟 小出製作所社長)が11月22日、名古屋市内のANAクラウンプラザホテル・グランコート名古屋で「第45回金型の日記念式典」を開催し、永年勤続優良従業員表彰などが行われた。

 金型の日は昭和32年11月25日に日本金型工業会が設立されたことから、11月25日を金型の日と定め記念式典を開催している。本年は25日が日曜日となり、連休が重なったこともあり、22日の開催となった。

三菱日立ツールが「グローバルソリューションセンター 東部ステーション」オープン ~金型総合技術ステーションを目指して~

 三菱日立ツール(社長=増田照彦氏)が、金型加工ユーザーに対する技術サポート強化を目的として、千葉県成田市の成田工場内に「グローバルソリューションセンター 東部ステーション」に新社屋をオープンした。10月23日に開所式を行い、11月1日より稼動している。

 同社では“お客様の夢の一歩を走り続け、道の領域にも果敢に挑戦する”ことをモットーに、金型業界にさらなる“加工イノベーション”をもたらす決意を込めて、2017年5月に新ブランド『MOLDINO(モルディノ)』をスタートさせている。東部ステーションに新社屋をオープンしたことで、金型業界への新たな課題に対し加工検証機能の充実を図り、国内だけでなく海外の顧客へのより細かなソリューション提案の実現を目指す。新しくなったグローバルソリューションセンター 東部ステーションを取材した。 

「JIMTOF2018」がいよいよ開幕! 製造現場ドットコムが選んだ各社の見所を一挙公開!

 「JIMTOF2018(第29回日本国際工作機械見本市)」が11月1日(木)~11月6日(火)まで東京ビッグサイトで開催される。今回のテーマは「未来へつなぐ、技術の大樹」。
 この展示会は、工作機械と関連製品はあらゆる工業の基盤となることから、工業立国・日本の技術水準を映す鏡として国内外から高い感心を集めている。充実した併催企画に加えて、高度な情報交換の場として世界中から注目されている工業の祭典だ。今回は、日本をはじめとする世界21カ国・地域から1,085社から出展、JIMTOF史上最大の5,525小間で、先端技術がつまった製品を世界に向けて発信する。

 製造現場ドットコムが選んだ注目企業の見所を紹介する。(アイウエオ順)
 (アマダグループ<アマダ/アマダマシンツール/アマダサンワダイヤ>、イスカルジャパン、イワタツール、オーエスジー、オークマ、OKK、岡本工作機械製作所、北川鉄工所、キタムラ機械、黒田精工、住友電気工業、大昭和精機、ダイジェット工業、タンガロイ、DMG森精機、ナガセインテグレックス、日進工具、不二越、ブルーム-ノボテスト、牧野フライス製作所、マパール、三井精機工業、三菱日立ツール、三菱マテリアル、安田工業、ヤマザキマザック、ユキワ精工、碌々産業)

黒田精工 工機部門が長野工場から富津工場へ完全移管しリニューアル! ~90年以上の経験と精密技術でオンリーワンを確立~

 1925年の創業以来、数多くの産業界をサポートし続けている黒田精工(社長=黒田浩史氏)の強みは、歴史に裏付けられた技術力をもとに多岐に亘る要素技術を保持していることだ。測定・計測、熱処理、精密加工・組立、精密機器・治具・工作機械などの要素技術と豊富な商品を開発している。同社の商品群は、家電、自動車、医療、電子機器、機械といった幅広い分野で活躍し、同社の精密に対する強いこだわりは、“必要なものは自らつくる”という姿勢にも表れており、世界における産業高度化を支えている。

 同社の国内製造拠点は4拠点。千葉県内には、富津工場、かずさアカデミア工場、旭工場の3工場がある。昨年12月、工機部門を富津工場に移管した長野工場は金型専門工場となった。富津工場を訪ね、牧元一幸取締役事業部長(以下牧元取締役)にお話しを伺った。

ダイジェット工業 営業企画室はフットワークの軽さが魅力! 

 超硬工具メーカーのダイジェット工業(社長=生悦住 歩氏、本社:大阪市平野区)の優位性といえば、材料・工具設計から最終製品の工具までを自社一貫生産を実現していることだろう。開発や生産の全て行うことで総合的な技術力やノウハウの蓄積とともに、品質の安定性を保っている。また、同社の売れ筋商品には、平らだから『タイラードリル』、オール超硬シャンクアーバ『頑固一徹』と過酷な加工条件でも威力を発揮する『G-ボディ』、この2つを組み合わせると“頑固G-ボディ”となるなど、分かりやすくてユニークなネーミングの商品を市場投入し、商品の魅力を存分にアピールしている。販促活動やキャンペーン企画が魅力的で特長的な企業でもあるのだ。

 ご承知の通り、いくら優れた技術が詰まった商品でも売れなきゃ意味がない――という厳しいビジネスの世界で、同社の販促活動を担っているのが、有吉倉則室長が率いる営業企画室 営業企画課だ。主任の草野由佳里さん、伊佐治良文さんとともに3人で切り盛りをしている。今回、同社の営業企画室にスポットを当て取材をした。