アマダマシンツールとデンソーが、「MF技術大賞」を受賞 ~最適なスライドモーションでの成形で、高精度加工を達成~

190101アマダHD MFSDEW-2025 アマダホールディングス(社長=磯部 任氏)とアマダマシンツール(社長=田所雅彦氏)、デンソー(社長=有馬浩二氏)が、このほど「MF技術大賞2018-2019」(日本鍛圧機械工業会主催)の最高賞である「MF技術大賞」を受賞した。

 受賞製品の「サーボプレスを用いた自動車部品用超高精度絞り加工品(切削レス)」は、自動車の電動パワーステアリング用のモーターケースを構成する部品。従来、8,000kNの大型トランスファプレスを主体とした工程を、被加工材と金型を自動で交換する循環プレス加工システムを新たに開発、構築したことにより、アマダマシンツールの2,000kN のデジタル電動サーボプレス「SDEW-2025」1台で実現している。


190101アマダHD MF2モーターケース構成部品 金型交換では、プレス業界初となる電磁クランプの採用や統合制御するソフト開発において創意工夫を凝らした点が評価された。こうした技術により、従来の16工程を4分割し、4組の金型を用いて各工程に最適なサーボプレスのスライドモーションで成形することができるようになり、内径精度±10μmの高精度加工を達成した点、さらにその結果、切削・めっき工程が不要になった点が受賞につながった。

 MF技術大賞は、鍛圧塑性加工技術の発展に寄与することを目指して、Metal Forming (MF)に不可欠な鍛圧機械、製品加工、金型、システム、素材、製品組立、研究の7つの項目について評価し、「ものづくり総合力」を顕彰する賞。アマダグループの「MF技術大賞」の大賞受賞は、2010-2011、2012-2013、2014-2015に続いて4回目となった。