ゼネテックが3Dシミュレーションソフトウェアの最新版FlexSim 2019日本語版をリリース

 ゼネテックが米国ユタ州に本社を置くFlexSim Software Products, Inc.(フレックスシム ソフトウェア プロダクツ社)の離散事象シミュレーションソフトウェアのスタンダードFlexSim 日本語版の最新版をこのほどリリースした。ユーザーインターフェースに加え、ヘルプファイル、チュートリアル等の各種ドキュメントも日本語化。トレーニング教材も日本語で提供している。

 最新版の主要な機能強化は以下の通り。

① PLM系システム(ERP)とのダイレクト インポート/エクスポート
 事前の構内物流/工程在庫/人員配置/入出庫の各予測&事前再現の検討が可能になる。

② 製造業向けの高性能で軽量な3Dデータを読み込み
 設備/機材/金型/ラインの事前見える化で検証やデータに訴求力UP。

③ エミュレーションツール(デジタルツインに対応)
 各機器の状態をリアルタイムで確認して適切な状態に保つことができる。

④ A*モジュールの機能強化(動線検証機能)
 人個々の動き分析(直行交差/回転数&時間/待機時間/経路分析)と障壁タイプの追加により、より現実に近づいた動線時間と人員数の検討が可能。

⑤ コンベアモジュールの機能強化
 このバージョンからリバーシブルコンベアにも対応。メインコンベアの滞留バッファをシミュレートすることができる。工程在庫/待機数の具体表示により、検査待ち数(作業バランス)、タクト/人員配置、ライン長の増減検討が容易になる。

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