日立建機が東南アジア市場に「 ConSite ® OIL 」の提供を開始

「ConSite® OIL(コンサイト オイル)」機能を搭載予定の大型油圧ショベル
「ConSite® OIL(コンサイト オイル)」機能を搭載予定の大型油圧ショベル
 日立建機は、従来、ヨーロッパや日本市場などで幅広く好評を博してきたサービスソリューション、「ConSite® OIL(コンサイト オイル)」を、東南アジア各国市場で順次提供を開始する。

 ConSite®は、顧客のデータから価値を創出し、デジタルイノベーションを加速する日立グループの先進的なデジタル技術を活用したソリューション/サービス/テクノロジーの総称「Lumada®」のソリューションの一つ。「ConSite® OIL」は、稼働する建設機械に搭載した「オイル監視センサ」からエンジンオイルや作動油の情報を24時間モニタリングするとともに、建設機械の稼働・位置情報などのビッグデータを蓄積するGlobal e-Service®
(グローバル イー サービス)によってオイルの状態を自動で診断し、顧客と代理店のサービススタッフなどにレポートを自動で配信するサービスソリューションである。

 「ConSite® OIL」は、全世界に先立って2017年10月1日より、ヨーロッパ、日本、オーストラリアで順次提供を始め、顧客の建設機械を常に見守ることで、センシングによる遠隔での故障予兆検知率を58%(2019年3月末時点)に高めてきた。今後、2020年度以降の目標として、AIや分析・解析技術を積極的に取り入れることにより、故障予兆検知率を約90%に高めることを目指すとしている。

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