「顧客ニーズを第一に考える」 森精機/DMG

森精機製作所とDMGの合同記者発表が10月27日、東京・帝国ホテルで開催された。

「生産・調達・研究開発やサービス、顧客のニーズを第一に考える」としている森精機製作所の森社長は「主軸、ボールねじ、ベアリング等の部品供給でも、通常4~6カ月ほどかかる納期も2カ月ほどでつくることができ、すでにかなりの量をDMG側に供給している」とした。
資材調達面での連携の成果も高く、両社を合わせると1000億円の調達量を誇る。

世界規模のユーザーニーズに応えたマシン群も豊富であり、特にDMG上海で造られているECOLINEシリーズは好評で、すでに100台以上森精機側から販売した実績を持つ。
研究開発部分を共有化することで効率を上げている。

来年初頭にインド(バンガローブ)にDMG/森精機は最先端のハイテク設備を活用したショールームをオープンさせる。特に太陽光パネルは優れており、電気自動車の充電やマンション一棟分の電気の供給ができる仕組みである。

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