DMG森精機 オンライン会議システムを活用した「工作機械のデジタル立ち会い」を開始

 DMG森精機は、このほど、オンライン会議システムを活用した「工作機械のデジタル立ち会い」を開始した。

 工作機械の出荷前には機械の外観や加工精度、加工物、システム動作などを、同社工場にて現物を顧客に確認する「立ち会い」を多く実施している。最近では、工作機械単体だけでなく周辺機器も合わせた自動化、システム化案件の受注が増加しており、より複雑な動作確認をするため立ち会いの重要性がますます高まっているが、今回の新型コロナウイルス(COVID-19)感染防止対策に伴う移動制限などにより、立ち会いを実施することが困難となった。予定通り出荷ができなければ、顧客の生産スケジュールにも影響を及ぼすことを受け、同社では、顧客との打ち合わせにも使用しているオンライン会議システムを活用し、同社工場と顧客をつなぎ、出荷前の工作機械やシステムに取り付けた複数のカメラ映像をリアルタイムで確認することで、遠隔での立ち会いを実現した。ライブ接続のため、顧客の質問やチェックポイントなど詳細な内容をその場でやり取りすることができ、現地による確認と遜色なく、実施することができる。立ち会いは顧客の機密情報を多く含むため、専用の回線を使用し同社社員のみで接続、配信するなど、セキュリティ面の対策をしている。

 同社では、新型コロナウイルス(COVID-19)感染防止対策の緩和後も、海外を含む遠方の顧客が来社出来ない場合には、この「工作機械デジタル立ち会い」を提案していく方針。さらに、これまで距離やスケジュールなどを理由に立ち会いを実施されていなかった顧客にも、このサービスをご利用いただくことで、顧客満足度向上に繋げていくとしている。