2023年10月度 建設機械出荷金額統計まとまる 日本建設機械工業会

 日本建設機械工業会がこのほどまとめた2023年10月度の建設機械出荷金額は次のとおり。

■概要(増減は前年同月比)
 10月の建設機械出荷金額は、内需は14.7%増加の1,005億円、外需は6.9%増加の2,208 億円となった。その結果、内需は16カ月連続の増加、外需は36カ月連続の増加となった。総合計では9.2%増加の3,213億円となり、36カ月連続の増加となった。

■内外需別(同上)
(1)内需
 機種別に見ると、トラクタは40.8%増加の163億円、ミニショベルは15.3%増加の86 億円、建設用クレーンは40.1%増加の168億円、道路機械は17.1%増加の38億円、コンクリート機械は49.7%増加の20億円、基礎機械は26.3%増加の31億円、油圧ブレーカ・圧砕機は14.9%増加の20億円の7機種が増加した。また、補給部品も8.6%増加の128億円となった。

(2)外需
 機種別に見ると、トラクタは16.7%増加の258億円、油圧ショベルは2.8%増加の804 億円、ミニショベルは14.7%増加の449億円、建設用クレーンは9.2%増加の118億円、道路機械は45.9%増加の33億円、その他建設機械は6.4%増加の282億円の6機種が増加した。

 地域別に見ると、欧州が15カ月連続で増加、北米も3カ月連続で増加するなど、全9地域中、5地域で増加した。
 

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