長尺ワーク対応の高剛性・高精度CNC旋盤「NLX2500/1250」登場 森精機

森精機製作所は、大好評の高剛性・高精度CNC旋盤NLX2500シリーズの新たなラインアップとして長尺ワーク対応の「NLX2500/1250」の販売をこのほど開始した。

「NLX2500/1250」は、最大加工長さ1,255 mmの長尺ワークに対応するチャックサイズ10インチのCNC旋盤で、先にラインアップしている「NLX2500/700」より加工長さを550 mm延長している。振動減衰性の高い全軸摺動面案内とベッド内にクーラントを循環させ熱変位を能動的にコントロールする技術、「機体クーラント循環」により高精度加工を実現。また主軸や刃物台は、従来機に寄せられたご要望をもとに改良を重ねることで、信頼性の高い設計とした。さらにローダや振れ止めなど豊富なオプションにより、シャフトワークの生産性向上に貢献する。

「NLX2500/1250」は、振動減衰性に優れた摺動面案内をはじめ、ベッドなどの各構造を強化することで従来機に比べ機械剛性を30%高めている。ボールねじ径を最適化し、軸剛性を40%以上向上しており、移動物重量を支える構造物の剛性を高めることで、重切削加工や断続切削時に発生するびびりを抑えている。

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