スローアウェイミーリング用インサート「Rodeka™シリーズ」を発売 ケナメタル

ケナメタルは、スローアウェイミーリング用インサートの革新的な新製品、「Rodeka™シリーズ」を発売する。Dodeka™をベースにしたRodekaシリーズの両面インサートには、12個のコーナーを設けた独自の設計が採用されており、切削プロセスの生産性と対費用効果を向上する。インサートに採用されている回転防止機構は、位置合わせの容易なインサートをポケットに取り付けることにより、高送り量で切削抵抗の高いアプリケーションにおいて優れた安定性を実現した。

Rodekaインサートには3種類の形状があり、これらのインサートの頑丈な切れ刃は、どのような種類の部品やアプリケーションにも対応することができる。この設計によって、消費動力を低減すると同時に切削抵抗を軽減することができ、本体の逃げを大きくすることで、ポケット溝加工、プロファイル加工、および5軸加工が可能になっている。

それぞれのインサートにはマーキングが施されているため、ユーザーはインサートの形状と切れ刃番号を簡単に識別することができ、ツールポケットへの位置合わせを正しく行うことが可能。

Rodekaインサートはネガの逃げ角が小さいためにランピング加工機能が制限されるが、ポケット溝加工、プロファイル加工、フェイスミーリング、ブレード加工では、高い切り屑除去率と長い工具寿命を実現することができる。Rodekaには、径32~42 mmのスクリューオンタイプ、径32 mmのWeldon®タイプ、32 mmのストレートシャンクエンドミル、径40~100 mmのシェルミルカッターなど、多様なカッタータイプと径寸法が用意されている。

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