「メカトロテックジャパン(MECT)2013」トヨタ自、米ボーイングがセミナー 8月から予約開始

前回の様子
前回の様子
ニュースダイジェスト社(社長=岩波徹氏)が主催する国内最大級の工作機械見本市メカトロテックジャパン2013(MECT2013)の会期中に実施するセミナーの聴講予約を開始した。

トヨタ自動車専務役員の牟田弘文氏や米ボーイング民間航空機部門マーケティング担当バイスプレジデントのランディ・ティンゼス氏など各分野に精通した9人の講師が、「自動車」「航空機」「医療」をテーマに、ものづくりの今後について講演する。

今年10月に名古屋市で開催されるMECT2013は、2年に一度東京で開催される日本国際工作機械見本市(JIMTOF)に次ぐ国内で2番目の規模の工作機械・技術の専門見本市であり、今回は、過去最多の社数となる466社(1747小間)が出展する予定。

各セミナーとも定員は400人。申し込みは公式Webサイトからのみ。事前登録制で、申込みは先着順となる。

【セミナー概要】

開催初日23日(水)のテーマは「ニッポンのクルマづくりの底力」。
自動車生産の海外移転が進むなか、日本で必要とされるクルマづくりについて、トヨタ自動車の生産技術を指揮する牟田弘文氏のほか、マツダでロータリエンジンの実験研究に従事し、部品共通化について提唱する日本モジュラーデザイン研究会会長の日野三十四氏、自動車部品向け設備メーカー大手ジェイテクト副社長の井坂雅一氏が講演する。

2日目、24日(木)のテーマは「いま、航空機産業が熱い」。
ボーイング民間航空機部門副社長のランディ・ティンゼス氏が米国から来日し、ボーイングの考える旅客機市場の方向性について講演するほか、地元愛知県が「アジアNo.1航空宇宙産業クラスター構想」について、三菱重工業が航空機製造のポイントを語る。

3日目、25日(金)のテーマは「医療参入に必要なものとは」。
脱自動車を考える部品メーカーに向けて、参入のコツや医療分野に適した加工技術や機械は何かなど、東京大学の杉田直彦准教授ほか2人の講師がヒントを提供する。
◇開催場所:ポートメッセなごや交流センター3F会議ホール
◇開催時間:10月23日(水)~25日(金)

10月23日(水)テーマ「自動車」ニッポンのクルマづくりの底力
講演①:13:00~14:00
トヨタのモノづくり革新~「もっといいクルマづくり」に向けて~
トヨタ自動車専務役員牟田弘文氏

講演②:14:10~15:10
価値商品、品揃え、JIT提供を実現する自動車のモジュール化戦略
日本モジュラーデザイン研究会会長日野三十四氏

講演③:15:20~16:20
Creating the next value-モノづくりでまだない価値を。-
ジェイテクト副社長井坂雅一氏

10月24日(木)テーマ「航空機」いま、航空機産業が熱い
講演①:13:00~14:00
ボーイングが見る、旅客機市場の最新動向
米ボーイング民間航空機部門マーケティング担当バイスプレジデントランディティンゼス氏

講演②:14:10~15:10
愛知県の航空機産業の歴史とアジアNo.1航空宇宙産業クラスターの形成
愛知県産業労働部技監加藤丈雄氏

講演③:15:20~16:20
航空機製造‐構造事業の観点から
三菱重工業民間航空機事業部長巽重文氏

10月25日(金)テーマ「医療」医療参入に必要なものとは
講演①:13:00~14:00
生産加工技術の医療分野への展開
東京大学准教授杉田直彦氏

講演②:14:10~15:10
ヤマザキマザックの医療産業との関わり
ヤマザキマザック営業技術部長伊藤博氏

講演③:15:20~16:20
医療分野参入事例~第二の柱の育て方
東鋼代表取締役社長寺島誠人氏

◇聴講料金:無料※会場への入場料1000円は別途必要となります。

◇聴講料金:無料※会場への入場料1000円は別途必要となります

◇申込方法:公式Webサイトのセミナーページから受付↓
http://mect-japan.com/2013/visitor/seminar.html

◇定員:各セミナーとも400名(先着順)

【MECT2013概要】
●会場:ポートメッセなごや(名古屋市国際展示場)
●開催期間:2013年10月23日(水)~10月26日(土)の4日間
●会場時間:10:00~17:00※25日(金)は19:00までナイター開催、最終日26日(土)は16:00まで
●主催:株式会社ニュースダイジェスト社
●共催:愛知県機械工具商業協同組合
●開催規模:466社1747小間
●出展対象製品:工作機械/鍛圧・板金加工機械/射出成形機/工作機器/精密測定機器、光学測定機器、試験機器/機械工具/切削工具/研削砥石、研磨材/鋸刃物/油圧・空気圧・水圧機器/歯車、歯車装置/環境・安全対応機器装置/CAD、CAM、CAE/産業用ロボット/物流搬送機器/制御装置、関連ソフトウェア/洗浄機械装置/品質管理・安全・試験認証機関/新素材/マイクロマシン、ナノテクノロジー関連――

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