コマツがオフロード法2011年基準適合の油圧駆動式フォークリフト「FH60/FH70/FH80-1」を新発売

コマツ(社長=大橋徹二氏)は、このほど建設機械で培ってきた油圧・制御技術を随所に織り込み、オフロード法(*1)2011年基準に適合した油圧駆動式の新型フォークリフト「FH60-1」、「
FH70-1」、「FH80-1」を発売した。

新発売の3機種は、NOx(窒素酸化物)とPM(粒子状物質)の排出量を大幅に低減し、特定特殊自動車排出ガス2011年基準の排出ガス規制をクリアした新世代エンジンを新たに搭載している。加えて、先に発売された3.5t~5.0tクラスと同様に、FHシリーズの特徴である油圧駆動式トランスミッション「電子制御HST(Hydro-Static Transmission)」、エンジン出力を無駄なく活用する油圧システム「可変ポンプCLSS(Closed-center Load Sensing System)」、また、それらを高度に制御するコントロールシステムを採用することにより、高負荷作業時における燃料消費量を当社従来機に比べ最大30%低減した。

また、同クラスでも今回より初めて機械稼働管理システム「KOMTRAX」を標準搭載し、ユーザーの車両管理業務を幅広くサポートする。さらに、車両モニタには鮮明で見やすいフルカラーマルチモニタを採用し、エコゲージ等の表示により省エネ運転のサポートも行う。

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