【予約開始】「メカトロテックジャパン(MECT)2015」でトヨタ、ホンダ、ボーイングらがセミナー

2013年セミナーの様子
2013年セミナーの様子
ニュースダイジェスト社(社長=樋口八郎氏)が主催する国内最大級の工作機械見本市「メカトロテックジャパン2015(以下:MECT2015)」で実施するセミナーの聴講予約をこのほど開始した。トヨタ自動車上郷工場長兼下山工場長の花井幹雄氏や本田技研工業の設備金型企画推進室長の田岡秀樹氏、ボーイング・ジャパン社長のジョージ・L・マフェオ氏など各分野に精通した6人の講師が、「自動車」「航空機」「軽量化」をテーマに、ものづくりの今後について講演する。

今年10月に名古屋市で開催されるMECT2015は、2年に一度東京で開催される日本国際工作機械見本市(JIMTOF)に次ぐ国内で2番目の規模の工作機械・技術の専門見本市。今回は過去2番目となる1915小間(444社)の開催規模となる予定。各セミナーとも定員は400人。申し込みは公式Webサイトからのみ。事前登録制で申し込みは先着順となる。

セミナー概要

開催初日21日(水)のテーマは「クルマづくりのいま」。
ニッポンのクルマづくりのいま、そしてこれからについて、トヨタのエンジン製造の中枢を担う上郷工場兼下山工場長の花井幹雄氏が、ホンダの世界拠点に対する金型戦略の企画推進役である田岡秀樹氏が、思う存分語り尽くす。

2日目、22日(木)のテーマは「航空機産業、次の一手」。
ボーイング・ジャパン社長のジョージ・L・マフェオ氏が、航空機業界の最新動向、日本のサプライチェーンについて語る。また、ボーイング製航空機の機体製造を手掛ける企業の1社、富士重工業が航空機製造に関わる“新”生産技術の一端を紹介します。

3日目、23日(金)のテーマは「日本発、新素材が世界を変える」。
日本で生まれ、さらなる飛躍が期待される「KUMADAI不燃マグネシウム合金」と「炭素繊維強化プラスチック(CFRP)」。両素材の第一人者が現在の開発、技術トレンドを通して、今後製造業が目指すべき「軽量化」技術の可能性を示す。

◇開催場所:ポートメッセなごや交流センター3F会議ホール
◇開催時間:10月21日(水)~23日(金)①13:00~14:00 ②14:30~15:30
◇聴講料金:無料※会場への入場料1000円は別途必要となる
◇申込方法:公式Webサイト(mect-japan.com)のセミナーページから受け付け
◇定員:各セミナーとも400名(先着順)

講演内容

10月21日(水)テーマ「自動車」クルマづくりのいま
講演①:13:00~14:00
トヨタの生産現場におけるものづくり・人づくり
「~日本でものづくりを継続し、年輪的成長をするための取組み~」
トヨタ自動車常務理事上郷工場長兼下山工場長花井幹雄氏

講演②:14:30~15:30
「ホンダの真ん中には「人間」がいる!
寄居プレス工場の世界最速生産スピードと金型工程短縮+軽量化STRIP Body」
本田技研工業四輪生産企画統括部設備金型企画推進室長田岡秀樹氏

10月22日(木)テーマ「航空機」航空機産業、次の一手
講演①:13:00~14:00
ビジネス環境とサプライチェーン
「日本とともに民間航空機を製造」
ボーイング・ジャパン社長ジョージ・L・マフェオ氏

講演②:14:30~15:30
「航空機製造の新技術により新しい価値を
創造し続ける富士重工業~さらなる成長を目指して」
富士重工業航空宇宙カンパニー生産技術部部品生産技術課担当木村志郎氏

10月23日(金)テーマ「軽量化」日本発、新素材が世界を変える
講演①:13:00~14:00
「世界が注目!軽い・強い・燃え難いKUMADAI マグネシウム合金」
熊本大学先進マグネシウム国際研究センター長河村能人氏

講演②:14:30~15:30
「炭素繊維強化プラスチック(CFRP)による自動車・航空機の軽量化」
東レアドバンスドコンポジットセンター所長古川正人氏

moldino_banner

 

 

intermole2024_大阪