ダイジェット工業が「アルミ用Sヘッド」の販売を開始

 ダイジェット工業(社長=生悦住 歩氏)は、このほど、オール超硬シャンク「頑固一徹」にセット可能なソリッドモジュラーヘッドで、アルミ用ソリッドエンドミルの刃先諸元をモジュラーヘッドにも採用できる「アルミ用Sヘッド SMAL形」の販売を開始した。

 この製品は、超硬シャンクとの組合せによりソリッドに匹敵する性能を備え、ヘッド交換式による大径ソリッドエンドミルのコスト削減を実現。また「頑固一徹」の寸法バリエーションにより、多様な突出し長さに対応が可能になる。アルミ合金、銅合金の肩削り、溝削り、ポケット加工、突込み加工などに威力を発揮する。
特長は以下の通り。

 ●アルミ用ソリッドエンドミルAL-SEE形で定評の有るアルミ合金加工に最適な刃先諸元を採用。ねじれ角45゚、すくい角20°のポジ刃形で切れ味に優れるため加工面粗さが良好かつ高精度な加工が可能。
 ●3枚刃の採用により、良好な切り屑排出性と高能率加工を両立。
 ●各刃へのクーラント穴が付いているため、確実に刃先を冷却し被削材の溶着を防止するとともに、切り屑排出性も向上。
 ●オーバーサイズ(工具径>シャンク径)も取り揃え、壁際の加工にも対応。

 サイズは、φ18、Φ20、Φ22、Φ25、Φ28の5型番 刃長は1D(工具径=刃長)。
 標準価格は、φ18:25,500円 ~ φ28:40,900円 (税抜き)。

 初年度の販売目標は2,000万円としている。

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