ヤマザキマザックの中国パーツセンタがオープン! ~中国国内のパーツセンタを統合、効率化し即納率を95%に~

中国パーツセンタ外観(手前が中国パーツセンタ、奥が上海テクノロジーセンタ)
中国パーツセンタ外観(手前が中国パーツセンタ、奥が上海テクノロジーセンタ)
 ヤマザキマザック(社長=山崎智久氏)は、中国国内の顧客への各種アフターサービスを行なう「中国パーツセンタ」を5月23日にオープンした。既存の上海テクノロジーセンタの隣接地に新設し、敷地面積6,561㎡、延床面積4,411㎡の規模となる。

 施設内には、日本および中国で製造された当社製品の保守用パーツを中国国内の顧客へ発送するパーツセンタの他に、顧客や同社のサービスマンに教育を行なうトレーニングスクール、365日24時間対応のテレフォンサポートなど各種アフターサービス機能を備えている。

 従来は同社の上海テクノロジーセンタ、小巨人工場などに各々パーツセンタを設け保守用パーツを顧客に届けていたが、今後は中国パーツセンタに全ての業務を統合し効率化を図る。中国パーツセンタには最新の自動倉庫を設備しており、小物から超大物パーツまで十分な在庫量を効率的に維持・管理し、受注後同日内にパーツ発送を行なう「即納率」を95%にアップさせ、中国国内の顧客へいち早く必要なパーツを届ける。また、顧客への保全技能教育や同社サービスマンの教育を行なうトレーニングスクールには、同社製工作機械の主軸ユニット、テーブル、ミル主軸などを常備し、実物を用いた故障診断などの実践的かつ効果的な教育を行なうことが可能となっている。

 同社は中国パーツセンタのこれら機能を生かして、今後も中国の顧客へのサポート向上と充実をおこなっていくとしている。

■中国パーツセンタの概要
・所在地 : 上海テクノロジーセンタ(上海市内)の隣接地
・敷地面積 : 6,561㎡
・延床面積 : 4,411㎡
・施設概要 : パーツセンタ、サービストレーニングスクール、テレフォンサポートなど
<パーツセンタ自動倉庫概要>
① 小物パーツ用ミニロード(4,924棚)
② 中大物パーツ用スタッカークレーン(716棚)
③ 超大物パーツ用自動倉庫(21棚)

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