アマダホールディングスが台湾 台南市にサテライトセンターをオープン! ~新社屋と実証加工提案でユーザーサポート体制を充実~

 アマダホールディングス(社長=磯部 任氏)は、4月22 日(金)、台湾の現地法人AMADA TAIWAN INC.(以下天田台湾)を通じて、台南市に新社屋ならびにサテライトセンター(SLC)を新たに竣工し、オープンした。オープン当日には、台南の政府関係者をはじめ、台南・台中地域より顧客を招待し、式典を行った。

 サテライトセンターは、アマダが世界各地において展開しているビジネスモデルであり、最新のマシンやソフトウエア、金型等を実際に地域の顧客に使用してもらうとともに、加工の課題を解決する加工技術提案を積極的に行っていく拠点。台南サテライトセンターは、サテライトセンター機能に加えてボケーショナルセンター機能も有し、台南地域の顧客にマシンとソフトウエアの操作から知識習得までを行っていく教育訓練のための場とてして設立する。

■天田台湾 概要
資本金: 82,670 千NT ドル(2015.12.31 現在)
従業員: 97 名(2016.03.31 現在、台南SLC 含む)
売上高: 1,825,131 千NT ドル(2015.1.1~12.31)

■台南サテライトセンター概要
従業員: 16 名
敷地面積: 8,185.7 m²
延べ床面積: 4,639.93 m²
2016 年5 月24 日(2/2)
主要展示設備: 371.97 m²
投資総額: 341,005 千NT ドル(約12 億円)

*台南サテライトセンター展示マシン
1.グローバルスタンダードファイバーレーザマシン LCG-3015AJ(4kW)
2.ファイバーレーザマシン ENSIS-3015AJ(2kW)
3.新・AC サーボ・ダイレクトツインドライブNCT EMZ-3612MⅡ
4.ハイブリッド・ドライブシステム搭載 高精度ベンディングマシン HG-1303
5.ベンディングマシン HS-2204

 また、台南サテライトセンターのオープンに伴い、「日本と台湾の製造業がともに発展していくための一助として、将来を期待されている台湾の若者達の教育現場からモノづくりに関わっていただける機会となれば」との思いから、国立高雄応用科技大学にアマダのベンディングマシン 「ES-3613」 を寄贈した。

 天田台湾は、今回の台南サテライトセンターのオープンにより、台南地域の顧客にきめ細やかな提案営業が可能となった。ニーズに対応した最新のトータルソリューションを提供することで、モノづくり、ひいては台湾製造業のさらなる発展に貢献していくとしている。

オープニングの様子

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