DMG森精機がドミネーション・アグリーメントを発効

 DMG森精機(社長=森 雅彦氏)は、DMG MORI AKTIENGESELLSCHAFT(以下、「AG」)との一体性を強化することを目的として、連結対象会社であるDMG MORI GmbHとAG間で締結した、ドミネーション・アグリーメントの登記が完了し、このほど発効した。

 同社は本年6月2日の取締役会において、ドイツ連邦共和国の法令に基づくドミネーション・アグリーメントの締結を決議し、同年7月15日にAG株主総会において95%以上の賛成をもって承認を得た。8月24日にAGの商業登記簿への登記が完了し、ドミネーション・アグリーメントの発効に至った。

 これにより、同社とAGの経営資源を一体のものとして活用することができ、完全一体経営となる。具体的には、部品共通化、機種統合、購買システムの統合、グローバル生産能力の最適活用をグループ全体で強力に推進する。同社は、製品とサービスのより一層の
品質向上と顧客への高付加価値ソリューションの提供、オープンイノベーションの推進をはじめとしたパートナー企業との連携と共存共栄、同社の企業価値の最大化を促進していくとしている。

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