「JIMTOF2016」がいよいよ開幕! 製造現場ドットコムが選んだ各社の見所を一挙公開!

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写真は前回の様子

 「JIMTOF2016(第28回日本国際工作機械見本市)」が11月17日(木)~11月22日(火)まで東京ビッグサイトで開催される。今回のテーマは「ここから未来が動き出す」。
 工作機械と関連製品はあらゆる工業の基盤となることから、工業立国・日本の技術水準を映す鏡として国内外から高い感心を集め、今では充実した併催企画に加えて、高度な情報交換の場として世界中から注目されている。今回は、日本をはじめとする世界21カ国・地域から969社から出展、JIMTOF史上最大の5518小間で、先端技術がつまった製品を世界に向けて発信する。

 製造現場ドットコムが選んだ注目企業の見所を紹介する。(アイウエオ順)

 (アマダグループ(アマダ/アマダマシンツール)、イワタツール、栄工舎、オーエスジー、オークマ、OKK、岡本工作機械製作所、北川鉄工所、キタムラ機械、黒田精工、ジーベックテクノロジー、ジェイテクト、第一測範製作所、ダイジェット工業、大昭和精機、タンガロイ、DMG森精機、ナガセインテグレックス、日進工具、不二越、ブルーム-ノボテスト、牧野フライス製作所、三井精機工業、三菱日立ツール、三菱マテリアル、安田工業、ヤマザキマザック、ユキワ精工、碌々産業)

「進化したテクノロジー&卓越したエンジニアリング力」をテーマに最先端技術による新たなモノづくりを紹介
●アマダグループ(アマダ/アマダマシンツール)

161112top1ENSIS-3015AJ アマダグループは「進化したテクノロジー&卓越したエンジニアリング力」をテーマに、レーザ技術、自動化技術、加工技術、サービス技術を基軸とした最先端技術による新たなモノづくりを紹介。注目したい新製品は、①自社製ファイバーレーザ発振器3kWを搭載し、加工領域を拡大、変種変量生産を効率化する省エネ・変種変量・ワイドレンジ・ファイバーレーザマシン「ENSIS-3015AJ (3kW)」、②素材搬入・曲げマテハン・製品搬出を1台で行う7軸多関節ロボットを採用し、様々な形状の変種変量生産に対応。高精度ベンディングロボットシステム「HG-1003ARs」、③ファイバーレーザ溶接システム「FLW-ENSIS (3kW)」、④ファイバーレーザハンディ溶接機FLW-600MT、⑤板金エンジニアリングシステムVPSS 3i(ソフトウエア)。

 そしてアマダマシンツールからは、新型のバンドソーマシンで、高剛性フレームやブレードハウジングと耐チッピング性、耐摩耗性を改善した超硬ブレードAXCELA HP1の組み合わせにより、安定した超速切断を実現し、超硬丸鋸盤の2倍、汎用バンドソーの10倍以上の生産性を実現した、ハイパーソー「HPSAW-310」が展示される。

新しいコンセプトの工具がズラリ! 期待に応えたトグロンⓇシリーズも豊富に!
●イワタツール

161112top2 同社の見所は、HRC40~72の焼入れ鋼に穴があく「トグロン®ハードロングドリル」。焼入れ鋼に直接穴をあけることができ、金型のエジェクタピン穴加工をはじめ、ワイヤ放電加工のスタート穴、部品加工においても精度向上や工程短縮(実績:製作日数が4分の1に短縮)が可能だ。また、従来の「トグロン®ハードドリル」にオイルホール付きも追加し、焼入れ鋼に高速で加工が可能になった。

「トグロン®」の名を持つ製品がさらに追加していることも注目だ。面取り加工に特化することでコスト低減と加工スピードアップを両立した、一般鋼加工用5枚刃面取り工具「トグロン®マルチチャンファー」と、アルミ・樹脂・真鍮に最適な「トグロン®シャープチャンファー」を展示。「トグロン®」の特徴であるネガ刃形状は、焼入れ鋼から一般鋼、アルミ、アクリルなど、幅広い被削材に対し、高速、高精度、高難易度など、それぞれの製品が優れた性能を発揮する。加工形状も、穴あけ、面取り、V溝、位置決めなど、バリエーションが豊富。

マニアックな切削工具で来場者を魅了する!
●栄工舎

161112top3 痒いところに手が届く「マニアックな切削工具」を展示する栄工舎。今回は、球面の切刃が最大280°で通常ボールエンドミルではできなかった加工も可能になる、①「超硬ソリッド球面カッター」、②シャンクスルーの採用で高能率加工を実現し、切削速度は従来のリーマの約2.5倍を誇る、「超硬ソリッドリーマー シャンクスルークーラント」、③油圧関連のポート部のシート面加工用のカッター、OリングタイプでJIS B2351ポート規格の「シート面カッター」、④フラットの底刃、下穴なしの一発加工ができる「フラットザグリドリル」、⑤止り穴、段付穴、通り穴。Φ1~Φ12.005までの0.1とび、0.01とび、0.005とびの「超硬エンド刃付リーマ」、⑥同社の人気商品、破損タップ除去専用超硬ドリル「タップリムーバー」が展示。

 他にも寸法アイテム28,000点の豊富な標準バリエーションを誇る「カッターシリーズ」、「リーマーシリーズ」、「エンドミルシリーズ」は、特注品も受ける栄工舎ならではの工具群。「こんな工具が欲しい」との相談も可能とのことで、ユーザーの声に対する臨機応変ぶりも心強い。

「shaping your dreams」をテーマにAブランドの新製品、航空機、自動車関連工具をメインに展示
●オーエスジー

161112top4Aタップシリーズ さらなるマーケットシェア拡大を目指して「Aブランド」の充実を図っている同社。航空機、自動車に関連したワークと工具を展示し、最先端加工技術をアピールする。
 今回注目したいのは、Aブランドからの2製品。タップ加工の主なトラブル原因は切りくず排出時の不安定さ。Aタップは、安定した切りくず排出性を持ち、様々な被削材や幅広い切削領域に対応し人気を博しているが、そのA-TAPシリーズからは、「A-SFT」、「A-POT」、「A-LT-SFT」、「A-LT-POT」、「A-SFT HL」、「A-LT-SFT HL」、「A-TPT」、「A-S-TPT」、「A-SPT」が展開される。もう一つは、切りくず排出性に優れる広いチップポケットと溝フォームとのバランスを考慮した底刃形状と耐摩耗性・じん性を向上させたイージアスコーティングが特長の超硬フラット ドリル「ADF-2D」、「ADFLS-2D」。

 そして! 今回、新たにAブランドから新製品が登場するとのこと。
 待望のエンドミルが加わったようです。工具の詳細は11月17日、JIMTOF初日に明らかにされるので、ぜひ注目したい!

つなぐ、はじまる、ものづくり革命! 仮想スマートファクトリーをレイアウト!
●オークマ

161112top5MU-4000V 今回、ブース内に加工現場と事務所を再現した仮想スマートファクトリーをレイアウトするなんて、さすがはオークマ! IoTを活用した「これから」の生産現場を具体的な事例で紹介してくれるとのこと。例えば、ブースにある全ての機械がつながり、モバイル端末で表示された稼働モニターで現在の稼働状況が一目で分かる様子などを見せてくれる。次世代でのあたり前を「つながる」という切り口で、「得られた情報で、何を見える化し、どのようにカイゼンすると多品種少量生産での生産性向上につながるのかを見ていただきたい」と広報担当者。具体的には、急な需要変動を想定した柔軟な生産対応を機械3台で実演し、デジタルデータを用いた迅速な計画変更、加工準備の様子を見せてくれる。

 注目のマシンは、複合加工機「MULTUS」U シリーズに加工能力をさらに高めた「MULTUS U5000」が新登場! 立形旋盤では、昨年国内リリースした「V760EX」に続き、最大加工径φ920に対応した「V920EX」を追加し、ATC機構を付加して出品。そして円筒研削盤では好評の「GA15W」のシリーズ展開である「GA26W」も出品する。また、①高精密サーボ技術「MCS4」や、②「加工状態監視機能」、③「機械情報ロギング機能」など技術の見所も豊富だ。

「高剛性の百年品質、つながる現場」をテーマに3機種と最新支援技術を展示
●OKK

161112top6MCH6300R 今回の目玉は3機種。高剛性・重切削性能を追求したRシリーズの横形マシニングセンタMCH5000Rの上位機種として開発した超重切削横形マシニングセンタ「MCH6300R」。このマシンは、ギヤ主軸は主軸径φ120mm、ギヤ3段駆動により最大トルク1,251N・mを標準装備して、ズバ抜けた重切削での安定性を発揮し、高能率な加工を可能にしている。
 また、高剛性立形マシニングセンタ「VM660R」が、高剛性・重切削性能を追求したRシリーズの立形マシニングセンタ3桁シリーズとして追加された。ギヤ主軸は主軸径φ120mm、ギヤ3段駆動により最大トルク1,679N・mを標準装備して安定した重切削で難削材の高能率な加工を可能になった魅力のマシン。
 そして、増加している複雑な形状の中大物航空機部品をターゲットとした5軸制御横形マシニングセンタ「HM-X8000」を開発。主軸ヘッドが150°チルトする構造で加工レイアウトの適応範囲を広げ、アルミ系の高速切削から難削材まで高能率な加工を可能にしている。

 最新の支援技術のコーナーでは、IoTシステム(OKK Net Monitor)、高精度対応技術(熱変位補正機能)、プログラム支援機能(WinGMC8)、加工支援統合ソフト(OKK New HMI)を紹介してくれる。

「研削革命」~研削の常識を一新~
●岡本工作機械製作所

161112top7MUJIN 今回の同社はアッと驚く見どころが満載! 従来の切込み量を10倍にする門型平面研削盤、同時5軸制御での研削を実現する超精密成形研削盤、ヨーロッパで主流となりつつある精密複合円筒研削盤、そしてなんと! ボタン1つしかない近未来の全自動平研削システムなどを揃えている。

 出展機種は、①高性能研削を行うために剛性のある門形構造を採用したCNC超精密門形研削盤「PSG208CHLi」、②ヨーロッパで主流となりつつある外周・内面・端面研削を1機種で行う複合研削盤CNC精密複合円筒研削盤「UGM100NC」、③人気の小型研削盤HPG500をNC化でラインナップしたCNC高精度成形研削盤「HPG500NC」、④左右リニアモータを搭載し、正確な位置決め精度と高速反転機能を実現したCNC超精密成形研削盤「UPZ52Li 」、⑤定評のある汎用平面研削盤CA1シリーズのテーブル左右駆動を静圧仕様にして販売したCNC精密平面研削盤「UPG63CA1」、そして⑥ボタンがひとつしかない全自動平面検索システム「MUJIN」。

80年を超えたOKAMOTOの技術力に驚くに違いない!

「未来のものづくりへの挑戦」をテーマに様々なカスタマイズ商品を展示!
●北川鉄工所

161112top9RKT180 今回も見所満載な同社の目玉製品は3つ。
 ①ローラギヤ・カム減速機を採用し、バックラッシ調整が長期間不要、かつ汎用性を高める為エアクランプブレーキを標準採用した省メンテナンスNC円テーブル「RKT180」。供給配管を集中させ側面に突起が無くマシニングセンタ搭載時の検証検討が容易なのが特長。全高を抑え30番小型マシニングセンタ(100mmハイコラム)に搭載可能な傾斜NC円テーブル。
 ②新しいラインナップとして超コンパクトNC円テーブル「CKR250」が加わった。動圧が125mmと薄く、テーブル径φ250クラスのNC円テーブルでは最薄を誇り、ゆりかご仕様に最適。また、クランプトルクが660N・mと従来品(MR250)と比べ10%向上、さらにブロックレス構造ロータリージョイント10ポート対応(空圧/油圧)しているのが嬉しい。30番小型マシニングセンタに㎡、小搭載可能であり、工場スペースの有効活用などの付加価値を提供する。
 ③平行引込み型チャックのロングストロークタイプの平行引込チャック「DLL10」は、旋盤に搭載したまま引込量の調整が可能となっているのが大きな特徴。防塵、グリス密封構造で耐久性も高く量産加工、自動化ラインに最適である。さらに、段取り変えすることなく複数の径のワークを把握することも可能。省段取かつ引込も可能。

「Machining Challenges-Simplified」をコンセプトに開発した世界初公開を含む最新鋭機を出品
●キタムラ機械

161112top9Mysenter-HX500G。 Machining Challenges-Simplifiedの意味は、「ラクラク簡単操作で超精密、複雑切削加工」とのことで、世界初公開を含む最新鋭機を出品。同社の優位性のひとつに独自開発のCNC装置があるが、今回はIoT対応の第4世代の「Arumatik-Mi」を搭載し、マニュアルレスによりスマートフォン感覚で誰でも簡単操作できるオペレーターフレンドリーな機能とともに複雑形状の高精度加工を可能にしている。さらに、切削監視機能、機内計測機能、保守、メンテナンス、切削条件のリモートメンテナンス機能などをグレードアップ! ものづくりをさらに進化させる多面パレット自動化システムも提案、世界初披露となる。
 また、高速、高精度、高品位、高生産性を極めた横形マシニングセンタや3DデータによってGコードレスですぐに加工ができる3D金属加工用プリンタなど新しいスタイルのものづくりも提案してくれる。
 目玉の新機種は、①立形マシニングセンタ「Mycenter-2XD(Sparkchanger)」、②横形マシニングセンタ 「Mycenter-HX250iG」、➂横形マシニングセンタ「Mysenter-HX500iG」、④次世代型3D金属加工用プリンタ「XrossCut」、⑤同時5軸制御立形マシニングセンタ「Mytrunnion-4G」。
 写真にあるのは横形マシニングセンタ「Mycenter-HX500iG」。機械本体のベッド、コラム、サドルは、高剛性国産ミーハナイト鋳物を使用した箱型構造であり、巧みなリブ構造と完全角型摺動面構造で、振動減衰性能に優れ、高速重切削加工を可能としている。

平面研削加工の「省く」がテーマ。注目は「SF-640M」
●黒田精工

161112top10SF-640M 同社では平面研削加工の「省く」をテーマに、マイクロファインバブルによる高効率研削のデモ加工やハイレシプロ研削盤の展示、さらに平坦度測定機による平面形状精密測定の新たな提案を行う。特に注目したいのは、同社のウエーハ精密測定装置「ナノメトロ」の技術を用いて平面研削盤とその精度評価装置をセットにしているところだ。平面加工ワークを平面とエッジの高精度な評価ができる。平面加工の要求精度は高まりをみせているが、今まで正確な評価が困難だった穴のエッジの部分が同社の技術によりきちんと見られることができるようになった。これはウエーハを測定する方にはありがたい製品であろう!

 他にも「高速&高効率&省エネ&省スペース」をテーマに開発した「FGX」は、高精度な小物金型部品の前加工に最適。油圧レスや温調装置を最小限に抑えた設計が特長。高速シャトルテーブル(1000反転/min)による超高速加工を実現している。また、マイクロファインバブル加工技術をクロダPFシリーズに搭載した「GS-64PFⅡ(BIX)」が、より高精度、高品位、高能率に加工ができる新オプションとして登場! 生産性の向上やコスト削減に貢献する。

新製品を初展示&発売開始! 実演も実施! ~ノベルティにも注目~
●ジーベックテクノロジー

161112top11XEBECブラシホイールタイプ バリ取りの自動化を推進している同社は、IMTOFに合わせて、これまでのXEBECブラシでは対応できなかった横方向のバリ取りが可能な「XEBECブラシ ホイールタイプ」と、本年6月に発売して好評を博している「XEBEC裏バリカッター&パス」にラインナップを追加して展示する。
 「XEBECブラシ ホイールタイプ」は、3軸加工機での立壁に出るバリや、φ50を超える内径に出るバリ、ねじ山のバリなど多くのバリ問題に対応が可能。使用している線材は高研削力・研削力が落ちない・変形しない3つの特長を持ったセラミックファイバーである。また、「XEBEC裏バリカッター&パス」ではラインナップが追加されるが、これはユーザーからの要望が大きかった旋盤用のパス(XZY軸・XZC軸)、深い穴にも対応できる首元からシャンク根元まで同一径のストレートタイプのカッター、φ1の穴から対応できるφ0.8の小径カッターとなっている。今回のラインナップ追加により、深穴交差や肉厚のワーク、φ1mmの小径穴へも対応し、多くのバリ問題が改善します。また、普及台数が多い旋盤用パスの登場で、様々な工程への組み込みが可能。カッターとツールパスを対応させることで「高品質」「長寿命」「業界最速」を実現した製品である。
同社の魅力溢れるノベルティも“貰いどころ”のひとつ。カタログを詰められるリュックの配布は11月17日(木)から20日(日)の9:00~10:00の日時限定。数量限定のため無くなり次第終了となる。また、夕方にはお菓子の配布もあるので、こちらも要チェック!

“歴史ある若い会社”がこれまでにない革新的な展示を来場者に披露!
●ジェイテクト

161112top12 驚く展示内容とはこのこと! 実機の展示と併せて最新バーチャル技術を駆使し、ブース内をフル活用! 注目したいのは、メインステージ両サイドの大型LEDスクリーンで、TOYODAブランドの円筒研削盤、ギヤスカイビングセンタ、マシニングセンタを等身大サイズの3D画像や動画で紹介するところだ。バーチャルだからこそできる機械の“詳細な説明”は、マシンの特長を理解するにもってこい! また、「トヨダ・ジャンドルン円筒研削盤」と「GE4i-PRO」を展示し、技術の進化を紹介してくれる。
 時流であるインダストリー4.0やIoT(Internet of Things)を視野に入れた展開が多く見られる中、同社では人と設備が協調し、人の知恵が働く、人が主役の工場を“スマートファクトリー”と位置付けているため、モノだけでなく人もつなげるという意味でIoTではなく、IoE(Internet of Everything)と言っている。歴史ある若い会社らしい斬新なアイデアをもって、IoEソリューションを披露してくれるので、最新技術も非常に分かりやすく理解できるのも魅力だ。メインステージの8面LEDスクリーンにて、プレゼンテーション形式で同社が提案する「人が主役のスマートファクトリー」とIoEソリューションを、実際の導入事例とあわせて紹介する。他にもTOYODAブランドが誇る6つのコア・テクノロジーである、①「つながるソリューション(TOYOPUC-Plus)」、②「バリューソリューション(TOYOPUC-AAA)」、③「TOYODA STAT BEARING(流体軸受)」、④「CBNといしによる高品位加工」、⑤「リアルタイム熱変位補正技術」、⑥「加工条件最適化システム」は要チェック!

「高精度測定の自動化」をテーマに測定の効率化を提案!
●第一測範製作所

161112top13 様々な自動測定機を展示し、測定の効率化を提案する同社の主な見所は、まず、ワークの内径とテーパを1本の測定ヘッドで測定し合否選別し、ISSOKUの空気マイクロメ-タと制御システムPLMを使用、ユーザーニーズに合わせてカスタマイズ可能な“空気マイクロメータ内自動測定機のデモ”である。ぜひ、新IDMタッチパネルの簡単操作を実感していただきたい。また、“軸径8mmロングストロークボールねじの高速デモ”では、生産目的に最適な駆動と制御を提案してくれる。ボールねじ1本からでも相談を受け付けているというから嬉しい。

 リニューアルして初出展! オンリーワンの測定機「小径内径測定器 IDM-30EX」は、φ0.1~φ30の測定が更に高精度、スピ-ドアップ!
 他にも、①繰返し精度=0.03μm世界最高クラスCNC自動測長機「高性能横型測長機 ラブコンセプトナノ350」や、②2次元測定が“簡単”・“早い”・“分かりやすい”の三拍子が揃った高性能縦型万能測長機「V7/V9」をはじめ、各種ボールねじ・各種ゲージ・空気マイクロメータ・タップ穴自動検査装置などを展示する。

 なお、毎日測定実演を行っている。①ラブコンセプトナノ:PM1:00及びPM3:00、②V7/V9  :AM11:00及びPM2:00

効果MAX! 高能率最新切削工具群が並ぶ!
●ダイジェット工業

161112top14マックスマスターGMX形 同社は新製品だけでなく、既存商品も新コーティングにより性能を向上しているから要注目だ。 高硬度材加工用工具では新コーティング「DHコート」をミラーシリーズなどに展開、材種「DH102」に「DH103」も追加し既存製品を長寿命化、新材種の「JC7560」や「JC8118」も用途に応じて、更に進化させ「JC7560P」、「JC8118P」として商品化している。また、ヘッド交換式工具「モジュラーヘッドシリーズ」を早期に商品化、多彩なヘッド種類とオール超硬シャンクアーバ「頑固一徹」の豊富なサイズは業界トップクラスであり、ダイジェットファンをトリコにしている。他にも好評のアルミ用エンドミル「AL-SEE形」とモジュラーヘッドを融合した商品、「アルミ用Sヘッド SMAL形」は、アルミ加工に対して長年培ったノウハウと工具製造技術により生み出された、高精度な加工が可能な商品となっており、ぜひ注目していただきたい。
 さらに、①低抵抗小型3次元チップを使用する高能率荒加工用工具「マックスマスターGMX/MXG形」、②タービンブレード加工を目的とした丸駒カッタ「エクストリームダイメイトEXTDM/MTX形」、③ 先端角180°フラットの刃先交換式ドリル「TA タイラードリル TLZD形」も見所製品である。
 同社はチップ製造技術のさらなる進化により工具設計の自由度が高くなった。被膜技術の向上も見逃せない。耐摩耗用工具では同社独自のレアメタルレス複合新材料「サーメタル」を実用化しているが、新たな用途開発も行っていくとしている。

期待を裏切らない豊富な新製品群! 加工の強い味方がここにある!
●大昭和精機

161112top15ハイドロチャック・スーパースリムUP 豊富な新製品群で展示内容も勢い溢れる同社。今回の目玉は、精度で定評のあるハイドロチャックの更なる精度を極めた、究極の高精度UPタイプ(ウルトラ・プレジション タイプ)の「ハイドロチャック・スーパースリムUP」。小型工作機械における小径精密加工に特化し、他に類を見ないなんと4D先端1µm以下の振れ精度を実現! さすがBIG製品と唸る振れ精度だ。4D先端3µm以下のHSK-E25も同時にシリーズ化している。
 また、工作機械業界でも高い評価を博している「ダイナライン」に注目したい。この製品は、光を電圧に変換する素子を直線状に並べたラインセンサを使って、マシニングセンタ内で回転中の工具測定を行う装置。画像センサと比べて処理速度が速いのが特長。工具径測定用のX軸センサと工具長測定用のZ軸センサの2つのセンサを配置したT型ラインセンサを開発。センサ中心から工具先端位置の距離を測定するため、工具測定時の位置決めにかかる時間を軽減する。レーザー方式に比べ測定したい位置をピンポイントで測定でき、画像センサ方式よりも大きい工具を視野内で測定することができる。
 他にも強靭な荒用SWボーリングヘッドとスマートダンパーを一体型にすることで従来品以上のビビリを抑えた防振効果が得られ、またボーリングヘッドと一体型にすることで突き出しの長い加工も安定した粗ボーリング加工が行える「スマートダンパーSWヘッド」、防振機構のスマートダンパーシリーズに内径旋削用ボーリングバータイプを追加した「スマートダンパー・ボーリングバー」等、BIGファンも喜びそうな加工の縁の下の力持ち的製品がズラリと並ぶ。

「倍速切削/高速・高能率加工の実現」がコンセプトの最新工具で魅了する!
●タンガロイ

161112top16DoForce-Tri 高速・高能率化工のニーズに答えるため、新型最新工具や工具技術を開発し、各製品ラインをさらにグレードアップしている同社だが、切削工具材種の開発においてピカッと光る技術を持っており、その技術力を用いて工具の長寿命化を実現すると同時に驚異的な速度での加工を可能にすることは同社の優位性のひとつだろう。

 今回の目玉商品は、最近直角肩削り用カッタ「DoForce-Tri ドゥーフォース・トライ」。
この製品は、経済的な両面仕様6コーナインサートを採用し、最大11mmの深切込みにも対応する肩削りカッタ。大きなすくい角とインクリネーション付き切れ刃で切削抵抗を低減し、ビビリの無い、高精度、高能率加工を実現する。
 
 素形材加工の技術が向上し、より複雑な形状の素材も切削加工されている今こそ、多様な加工形態に対応する工具が必要であり、そうしたユーザーニーズに応える工具で来場者を熱くすること間違いない!

出展企業中最大規模で「IoT/インダストリー4.0 & DMG MORI スマートファクトリー」を披露!
●DMG森精機

161112top17 なにを見せてくれるか毎度楽しみな同社。今回、「IoT/インダストリー4.0 & DMG MORI スマートファクトリー」をテーマに、センサ搭載機やシェフラー社(ドイツ)と共同で取り組む実証プロジェクト「マシンツール4.0」を紹介。また、工作機械、やロボットやローダ、治具、工具、測定まで一体となったシステムをワンストップで提供できるホリスティックソリューションを展示し、顧客の利益を最大化するソリューションを見せてくれる。
 見所は、工作機械の生産性を高める20種類以上のDMG MORIテクノロジーサイクルの実演。同社のテクノロジーサイクルとは、①機械本体、②切削工具や周辺機器などのオープンイノベーション、③組込ソフトウェア、④CELOSなどのHMI(Human Machine Interface)を融合させたDMG森精機の新しいソリューションの形だ。
また、CELOS+インダストリー4.0、システムソリューション、XXL大型機もぜひ注目していただきたい。
 
 待望の新機種では、世界最高のベースマシン立形マシニングセンタ「CMX 1100 V」の展示を行う。「CMX 1100 V」は、これまでの立形マシニングセンタの標準オプションを網羅した全 290 種類の多彩なオプションから、顧客のニーズに合わせてカスタマイズ可能。さまざまな業種の幅広いワークに対応する高い汎用性で、顧客の生産性向上に貢献する。

「旬にして未来志向」顧客のニーズを具現化したマシンを展示!
●ナガセインテグレックス

161112top18 10年後を見据え、未来の市場変化にも対応できる加工品質、機能を持ったマシンを展開する同社。今回は、「すぐに到来する需要に備え、10年後も価値の変わらない加工システムの構築を1日も早く始めてほしい」との思いを込めて、新規開発5機種を初披露する。既存のNAGASE商品に搭載できる最新ユニットや独自の要素技術も展示し、超精密加工を商いとする来場者に新しい旋風を引き起こす。
 
 注目の新機種は、①超精密立型歯車研削盤「NGC 300」、②超精密成形平面研削盤「SGC 630 P」、③超精密ロータリマルチ研削盤「RG 200」、④超²精密微細加工機「NIC300α」、⑤高精度平面研削盤「SGE 520 Neo」。
 中でも、「NGC 300」は、新JIS1級の歯車研削加工を狙えるマシンとして“前代未聞の歯車研削盤”との期待が高い。ヘリカル・スプライン形状の歯車はもちろんのことウォームやねじ加工、さらには創成加工にも対応。高精度スキャニングプローブ(オプション)の搭載で、加工後の機上での歯車形状測定を実現する。また、さらに進化した真直度測定システムも、機会精度に左右されず、大型ワークの高精度な真直度測定を実現し、マシニングセンタや門形研削盤に取り付けて、大型部品の機上での真直度測定が可能だ。
 
 そして――展示会場で衝撃的な新技術を発表するとのこと。詳細は展示会場で!

ツルツルのピッカピカ! 金型製作の永年のテーマである“磨きレス”を可能に!
●日進工具

161112top19CBNシリーズ 今回は金型製作の永年の悩みに答えるために同社の総力を結集した工具が見所。特に、微細加工分野において鏡面のような仕上げ面を実現し、磨きレスのニーズに応えた「PCDRB Version UP」は、ツルツル・すべすべ・ピカピカな仕上げ面を求めている方にとっては朗報工具。また、高硬度材仕上げ加工に最高の加工精度・工具寿命で応える「cBNボールエンドミルシリーズ」も、策秋から新たにR3までの企画が追加され、さらに使いやすく、選びやすくなった。困難なトレンドである“焼き入れ直彫り”は工具摩耗が早くなるため、加工寸法を安定させる技術が必要だが、この製品は素材にコーティングより硬いcBN焼結体を採用し、工具寿命を伸ばすことを実現した。
 他にも、焼き入れ鋼の直彫りに最適な無限コーティングプレミアムシリーズに、汎用性の高い2枚刃テーパーネックボールエンドミル「MRBTNH230」が新登場! ロングネックエンドミルは深部の加工に用いられることが多いが、細くて長い工具は加工位置が深くなると工具剛性が低下し、やっかいだ。そうした課題を受け、同社では“テーパネック形状”で補い、加工の不安要因を一気に解決!

 同社ならではの加工サンプルも見所なので要チェック! スペシャルサンプルは工具の良さを物語る!

多彩な事業と技術を持つ総合機械メーカーの強みを生かした展示で加工現場の期待に応える!
●不二越

161112top20HyperZ 多彩な事業と技術をあわせ持つ総合機械メーカーの同社では、西1ホールに工具ブース、東5ホールに工作機械ブースを展開する。工具ブースで展示される注目の新製品は、「HyperZタップシリーズ」。この製品は従来の無処理タップに対し、飛躍的な長寿命を実現した革新的ノンコーティングタップ。低速~中速領域の切削条件では、抜群の安定性とコーティングタップを凌駕する長寿命を実現する。止まり穴には「HyperZスパイラルタップ」(M3~M12)。この工具は、切れ刃形状の最適設計により切りくず排出性を向上させ、切りくずが絡み易い低炭素鋼、一般構造鋼でも安定加工が可能となった。そして通り穴には「HyperZポイントタップ」(M3~M12)が威力を発揮する。切削メカニズム解析とスパイラルポイント部の最適設計により、切りくず排出性を向上させた。
 昨春発売し好評を博したSGタップは高速領域の製品だったが、「仕上げ加工ではスピードを落として慎重に加工されている方が多く、そうした方々にぜひお試しいただきたい商品です」と広報担当者もイチオシ。
 一方、工作機械ブースでは、高能率・高精度加工が可能な歯車スカイビング複合加工機「GMS450」が初披露! 併せて、ハード加工用の超硬スカイビングカッタも展示。加工機とカッタの両方を扱っているのは日本でもおそらく不二越だけだろう。

 他にもボールねじサポート軸受、工作機械用の油圧ユニットを揃えている。

インダストリー4.0の実現に向けた機上計測ソリューションを実現!
●ブルーム-ノボテスト

161112top21TC64-RG 同社の見所は、①NTH-3D : 回転工具、旋削工具の一体型計測システム、②FormControl : 加工機内で3次元計測、③ラフネスゲージ/デジログ : 面租度/形状比較計測、④ボアゲージ : ボア径の自動計測と工程管理、⑤TMAC : 工具負荷高精度モニタリング。

 写真は粗さ測定装置「TC64-RG」。簡単に机上におけるワーク表面の自動テストができる製品だ。従来は手動でワークを固定するか、機械から離れた外部検査の過程内でしか粗さ試験は行えず、連続的な生産プロセスを中断し、それがエラーを引き起こす可能性があった。同社の「TC64-RG」は、生産プロセスが中断することなく作業が行えるようになった製品として、ぜひ注目したい。
 ワークが最初に固定されたままの状態で面品位の不良が検出できるという画期的な製品の登場は、製造現場が良品を短時間で生産することができる一歩でもあるのだ。また、工具の寿命をデジタルに“見える化”していくと、費用対効果が非常に分かりやすく出せる。こうしたことから、同社のブースは経済的な効果を生み出す秘策がつまっている!

「金型加工工程の変革」をテーマに5軸加工機を展示! 他にも最新部品加工機などで高い信頼性をアピール!
●牧野フライス製作所

161112top22D200Z 今回は特に5軸加工機における金型加工への提案を予定している同社。また、最新部品加工機「DA300」、「a71nx」でのマシニングセンタの高い信頼性もアピール。これぞMAKINOだ! というマシン展開に大きな期待が膨らむ。
 
 注目の製品は、「D200Z」。3軸機と同等以上の加工面品位を「同時5軸加工」で追求したマシニングセンタだ。これまでの5軸加工機における金型加工時の問題点を改善した。回転軸の動作から直動軸の動作が遅れることなく追従でき、同時5軸加工に最適な制御を実現している。また、大容量工具マガジン、ロボットインタフェースなど自動化にも対応しており、当日は標準仕様、FANUC協働ロボット接続仕様、自動化対応仕様の3種類の「D200Z」を見せてくれるとのこと。これは見逃せない!
 他にも、部品加工で求められる「信頼性」を追求して開発した、5 軸制御立形マシニングセンタ「DA300」や、高い要求精度を実用的な切削送り速度で実現する微細精密加工機「iQ500」も要チェック! 「iQ500」は、大型化する自動車光学部品金型などの微細精密加工に対応するマシン。NC最小設定単位10ナノメートルおよび、1.25ナノメートルの分解能を持つスケールフィードバックを標準採用し、シリーズ機iQ300と同等の精度をストロークUPした本機でも実現している。

「さらなる高精度、高機能への挑戦」展示マシンは全て新製品! JIMTOFで初公開のマシンも!
●三井精機工業

161112top23PJ812 展示される4機種全てが新製品うち2機種はJIMTOFで初公開ということから、攻めの姿勢と気合いの入れようをヒシヒシと感じる。展示される製品は、ジグボーラーの高精度位置決めと高品位形状加工を実現した究極のマザーマシン「PJ812」(初公開)、初代Vertexの特長に加え、さらに精度・剛性を向上させた「Vertex55X III」(初公開)、砥石自動切り込みストロークの大幅な拡張で、異径穴の自動加工範囲が拡大した「J350G」、角スライド機の中でトップクラスの早送り速度・加減速度を実現した「HPX63 II」。
 中でも注目したいのは「PJ812」。金型、試作部品、光学関連部品、航空宇宙関連部品、医療機器関連などの高精度加工を実現するため、静的精度はもちろん、動的精度を徹底して追求して開発されたマシンなのだ。熱変形を考慮した門形シンメトリー構造、新摺動機構で0.1μm送りに追従、加えて新開発の主軸熱変位補正でZ軸の変位量は従来の約1/3に改善している。また、省エネ回路の採用で非稼働時の電力90%削減、エアー量40%削減と省エネ効果も高いのも特長。これは見応えアリだ!
 
 PJ812と同じく初披露となる「Vertex55X III」は、最小の設置スペースで最大の加工エリアを実現した初代Vertexの特長はそのままに、精度・剛性にさらに磨きをかけた。今回のマイナーチェンジはベッド剛性の向上と主軸熱変位補正機能のバージョンアップを重点に置いている。
 また、IoTもしっかり抑えており、工作機械4台を繋げるというから要チェック!

「異形工具シリーズ」で攻める! 高付加価値工具は仕上げ加工時間が最大70%減!
●三菱日立ツール

161112top24高能率仕上げ加工用刃先交換式異形工具シリーズ 高付加価値工具をビシバシ市場に投入している同社。今回も技術をもって加工を制す、といわんばかりの工具を出展する。工作機械やCAD/CAM等の進化にあいまって切削加工の効率化が進んだが、切削工具も同時に進化せねばならない。「異形工具」の開発で同社の削工具はさらなる進化を遂げた。それを証明するかのように、今回の展示会では、従来倣い加工に用いたボール形状の工具と比較し、等高線ピッチを大きく設定することで、仕上げ加工時間が最大70%減まで短縮できる工具を展示する。加工に合った工具形状と最適化したコーティングを選定し、リブ溝加工の高能率化や、φ1~φ2という小径穴でもL/D=30という深さと高精度な加工が可能になったというから嬉しい。
 注目の製品は、「高能率仕上げ加工用刃先交換式異形工具シリーズ」。従来ボールエンドミルやコーナラジアス工具同径を比較した場合、約3倍以上のピッチで仕上げ加工が行え、経路長は約3分の1となり、「加工時間の短縮」、「高能率」、「長寿命」、かつ「良好な加工面」を実現した工具だ。独自の外周刃形により、「壁」部分の高能率仕上げ加工を実現したのも特長。
 
 他にも独自のR刃形により、壁面及び、なだらかな曲面の高能率仕上げ加工を実現致した「高能率仕上げ加工用 異形工具シリーズ第二弾 GP1LB形」も要チェックだ!

「応える、叶える、超える」がコンセプト。多彩なソリューションが見所!
●三菱マテリアル

161112top25BC8100シリーズ 同社ならではの総力を結集した工具群と多彩なソリューション。プレゼンもインダストリー4.0やIoTで求められている切削工具の世界トレンドや、自動車産業、航空機産業、小物部品加工における切削加工のグローバルな時流を的確に捉えたブース展開が特長。

 注目したい製品は、連続・断続切削の幅広い加工領域で耐摩耗性・耐欠損性を大幅に向上させた高硬度鋼旋削加工用コーテッドCBN材種「BC8100」シリーズ、超耐熱合金旋削加工の突発欠損、切りくずトラブルを完全解消した難削材旋削加工用PVDコーテッド超硬材種/超硬材種「MP9000/MT9000」、難削材を易削材に変えるラジアスエンドミル「CERAMIC」、最高クラスの正面振れ精度を誇る難削材加工ラジアスカッタ「ARPシリーズ」、耐折損性を工場させた高剛性設計により高能率加工を実現するアルミニウム合金製インペラ加工用超硬テーパ刃ボールエンドミル「C4LATB」、高能率加工と高精度を実現した高速対応カッタ「FMAX」、送り速度vf=2000mm/minを超える高能率加工ができる汎用超硬ソリッドドリル「MVSロングタイプ」、純鉄、炭素鋼、快削鋼の旋削加工で安定した仕上げ面と寸法精度を実現する炭素鋼旋削加工用PVDコーテッド超硬材種「MS6015」、先端角をもたないドリルで、穴底がフラットになる座ぐり加工に最適な「MFEシリーズ」等。

 また、聴き所であるブース内のプレゼンでは、「インダストリー4.0に対応した3次元切削工具データの活用」をテーマにインダストリー4.0やloTで求められている切削工具のトレンドとISO13399について解説してくれる。また、インダストリー4.0に対応した同社の切削工具における3次元CADデータ提供方法について説明してくれるので実用性も高い!

あくなき精度への追求に期待が高まる!
●安田工業

161112top26YMC650 今回同社の目玉出展機種は4機種。YMC430で実現したワンランク上の微細加工能力を継承しながら、高まる微細加工ワークの大型化のニーズに応えるべく構造から一新した「Micro Center YMC650」、航空機分野向けのチタン、インコネルなどの難削材に傑出した加工能力を発揮する高精度・高剛性のテーブル・オン・テーブルタイプの横型5軸機「Precision Center YBM 7Ti」、高硬度金型の直彫りや、高精度部品の加工に抜群の偉力を発揮する立型5軸機「CNC Jig Borer YBM Vi40」、光学、IT関連、医療、小型精密金型等の微細加工の高まる要求に応える、実績と信頼のあるリニアモーター機「Micro Center YMC430Ver.II+RT10」。

 中でも注目したいのは、「Micro Center YMC650」。主軸ヘッドなどをより軽量化する一方、安定性の高いベッドとコラムを採用したのが特長のマシン。超精密ガイドウェイの採用により微細な指令を正確に加工に反映する高い応答性と運動性を確保することで、長時間の加工範囲全域における安定した微細加工を実現する。さらにNCインターフェースを一新し、タッチパネルによる直感的な操作と、機械と加工の一括管理を可能にしたOpeNe Ver2.0を搭載しているのも見所だ。

「Smooth Machining, Smart Manufacturing~イノベーションはここからはじまる~」をテーマに革新的なトータルソリューションを提案
●ヤマザキマザック

161112top24INTEGREXi200SAM 毎度来場者が見学を楽しみにしているほど華やかなブース展開で見る者を楽しませてくれる同社。今回は、最先端の工作機械と加工技術に加え、IoTを活用した効率的な工場運営と企業経営を実現する革新的なトータルソリューションを提案してくれる。
 
 今回の目玉は「Smooth Technology(スムーステクノロジー)」による最先端加工技術や自動化技術、IoTを活用した生産管理ソリューションを会場内のレーザ加工機2台を含む、計21台の工作機械による加工実演と各種体験コーナーで体感できること。特に注目したいのが、切削加工と次世代加工技術を融合したハイブリッド・マルチタスキングマシン シリーズ。先回のJIMTOFで発表し大きな注目を集めた切削加工と3D積層造形技術、摩擦攪拌接合技術を融合した2機種をさらに進化させ、新機種を加えた計4機種のハイブリッド機をシリーズ展示する。

 また、シスコ・システムズ社と共同開発した『MAZAK SMARTBOX(マザックスマートボックス)』によるサイバーセキュリティを担保したスマートファクトリー化の提案を各種生産管理支援ソフトとともに紹介してくれる。インダストリー4.0やIoT等ものづくりのトレンドを意識したマザックならではの最先端技術は今回も期待大だ!

「スーパーG1チャック」の勢いが止まらない! “違いが分かる”と大好評!
●ユキワ精工

161112top28スーパーG1チャック 最近、勢いが増している同社。その理由は「スーパーG1チャック」のファンが激増していることにある。一度使用したら“違いが分かる”と大好評。そんな同社が展示会で主に出展する製品は、ツーリングシステム、コレットチャック、ドリルチャック、キーレスドリルチャック、CNC円テーブル、ダイレクトドライブCNC円テーブル、CNC傾斜円テーブル、EDM用CNC円テーブル。中でも注目の製品は、やっぱり「スーパーG1チャック」。加工用とに応じて、サイクルタイムの短縮、切削工具の長寿命化など、コストダウンに貢献する製品だが、やはり、1本の工具で加工個数が増えることは大変な魅力。振れ精度が良いツールホルダを使えば工具の振れも最小となるという理由もあり、ミーリング加工時にはワークの面祖度が向上する。
 ブース内では、この人気の「スーパーG1チャック」の技術セミナーが開催される。ツールホルダを見直すことによって得られるメリットを、ワークの仕上がり、サイクルタイムの短縮、工具の長寿命等を分かりやすく解説。機械と工具に挟まれたツールホルダは加工を変える、ということを同社ブースでぜひ確かめていただきたい。

 また、ゆりかもめの1両編成だけだが、スーパーG1チャックで車両を“ジャック!” 運が良ければ遭遇できるかも!?

キーワードは「ALL非接触」と「究極の再現性」 満を持して超々高精度高速微細加工機「P12-C genesis」を発表!
●碌々産業

161112top29P12-C genesis やってくれました! 汎用MCでは業界最高水準のなんと、加工面粗さ2.0ナノメートル以下! の超々微細加工機「P12-C genesis」が満を持して披露されます! この精度の鍵を握るのが、「ALL非接触」と「究極の再現性」。ALL非接触とは、刃先が注に浮いている状態を指す。主軸は新規開発特殊静圧スピンドル「Vassallo-9」を搭載。全軸水平対向取り付けリニアモータ駆動。また、究極の再現性については、機械精度、加工精度、精度維持の観点から常に同じ結果が得られるというメリットを持つ。
 しかも今回の展示会では、IoT技術を使った加工支援システム「RCMS(Roku-Roku Cloud Monitorring System」も“微細加工機のあるべき姿の提案”として披露。同社では、微細加工を行う最適な状態を“ユーザーとメーカーが一体となって”維持できる環境を、微細加工機のあるべき姿と位置付け、提案している。
 新機能の「PCMS」は、①状態モニタリング、②予防保全と早期トラブル解決、③加工コンサルティングを行う。

 デザインも碌々らしい美しさを兼ね備えているのが特長だ。同社の売れ筋マシン「Andoroid」は窓のところに施されたアーモンドアイが特長だったが、新製品「P12-C genesis」は“吊り目アイ”。近未来をイメージさせる外観となっている。また、今回もマシンの性能を物語る加工サンプルも見所のひとつなので、その目で確かめていただきたい!